つもりんの日本一周珍道中

休学院生のワクワクドキドキ日本一周物語

22日目~愛媛西部、潮風とともに駆け抜ける

どうも、つもりんです!

時刻は20時過ぎ、高知県四万十市のジョイフルでPCを開いています。

今日中になんとか高知県に入るという最低目標は達成できましたが、そのために愛媛西部はほとんどドライブしただけのようなものでした。タイトルもそれを表しています(笑)。

景色はどこもよかったので、今回は主に写真がメインとなります。

それでは今回もよろしくお願いしますm(__)m

風踊り 天を貫く 岬道

先輩の家で朝からケーキ(!)と紅茶をいただいた後、長くお世話になったことに感謝してわかれました。

ありがとうございましたm(__)m 感謝してもしきれません!

次に向かうのは四国最西端、日本でもっとも細長い岬の佐田岬です。

偶然なんですが、昨日まで雨が降っていたけど今日から晴れるみたいでラッキーです!きっと美しい景色と、旅の最初期に訪れた大分県佐賀関半島を望むことができるでしょう。

そんな期待を胸に運転すること約30分、半島を一直線に貫く道路「佐田岬メロディーライン」に入ります。

すると坂道を上って行き、周りを見渡すとほとんど山みたいな景色が広がっています。佐田岬半島についてほとんど前情報を仕入れていなかったので、こんなにも標高が高い場所だったんだと驚きです。

タイミング悪くて逆光でしか撮れなかった…(´・ω・`)

メロディーラインの入り口からさらに10分ほど。「道の駅 伊方・きらら館」が見えてきたので景色を撮影するために車を停めます。

車を降りると、日差しの暖かさとは対照的な冷風がごうごうと吹き付けています。この辺りの標高は200m近くにもなり、海も近いこともあって常に強めの風が吹いているようです。

道理でこの辺りには風力発電のプロペラがいくつも設置してあるんですね~。

山口方面を撮ったもの。絶景ではあるが、山口の島が見えなかったのはちょっぴり残念。

尾根のところどころに白い翼が回転している。

風に凍えながら(今の時期にしてはかなり寒い)道の駅屋上の展望台で写真を撮って道の駅内部を見て回ります。

2階にはバーチャルアクアリウム、1階には本物のアクアリウムがあって魚好きにはたまりません!

バーチャルアクアリウムは中に入ると自動的に始まる。
リアルの方は水槽側面から魚に餌をやれる構造になってて面白い。

水槽の魚たちは、こちらが近づくと小窓の水面から顔を出して餌をねだるほど慣れています。

階段の壁には愛媛県が誇る柑橘類に関しての説明や豆知識があり、なかなか勉強になります。

愛媛ではこんなに多種多様な柑橘類を栽培しているみたいだ。中には宮崎ゆかりの品種も。

ここでは特に買いたいものがなかったので外に出ると、来たときは閉まってた屋台が開店しています。

何かよさげなものはないかと覗いてみると、「じゃこカツ150円」の気になるメニューが。早速頼んでみます。

揚げたてらしく、風が吹いて肌寒いところに助かる。

出てきた熱々のメンチカツのような食べ物を齧ってみると、練り物の食感にこりこりした食感を足したような感じで、なんとも形容しがたくてしかし深みのあるうまみが広がります。

「じゃこ」の名の通り、様々な魚を原料として骨もすりつぶして使っているようです。普通の練り物よりもぼくはこっちの方が断然好きです!

小腹を満たしてさらに運転していきます。

ここから30分ほど運転し、「道の駅 瀬戸農業公園」にも寄ってみます。しかし、メインとなる施設は改修工事で休館していたので景色の写真だけ撮ります。

こっちのレストラン「風車」は営業中。遠くを行くフェリーは九州行きだろうか。

ここからさらに1時間以上運転して佐田岬の先端を目指していくのですが、思いもよらぬできごとが起こるのでした。

無念!灯台望むこと叶わず

岬の道を上下して、車一台がやっと通れる道を行き、岬先端部の灯台まであと10分ほどのところまでやってきました。

すると、工事現場のおじさんと看板が行く手を阻みます。

工事の看板付近を見下ろして。

片側通行みたいだし少し待てば通れるだろうと、車を脇に寄せて待っているとおじさんが話しかけてきます。

どうやらダンプカーでの作業をしていて、一般車が通れるのは1時間中10分だけといった形で制限されているみたいです。しかも、ぼくが訪れた12時半ごろは、次の通行可能開始が14時ごろとかなり待つことになるみたいです。

つまり、待てば何とか通れるということでした。

しかし、行きを待つのもじれったいし、仮に通ったところで帰りがいつになるか全く見当がつきませんでした。

どうしようもないので、断腸の思いでパスすることにします。

今回の旅で佐田岬はしっかり制覇しておきたかったので悔しかったのですが、逆に次来る理由と目標ができたと考えればいいかなと思います!(笑)。

未来の自分に想いを託し、踵を返していくのでした。

またいつの日か、灯台まで行ってやるぞ!

岬の帰り道

灯台を今回はあきらめ、ここまで来た道を戻ります。行きとは違う景色を楽しみながら運転すること30分ほど、休憩のために観光施設に寄ります。

佐田岬はなはな」。新しい施設らしく、おしゃれなレストランやカフェがある。

13時ごろとそろそろ腹が減ってきたので、何か安いもので済ませれないかと売店に行ってみます。

すると、160円のソーセージパンを見つけたので海が見えるベンチで食します。

この辺りは標高が低いので風もちょうどよくて心地いいです。

パンには魚肉ソーセージが乗っかっている。
魚肉ソーセージはこの辺りが発祥の地らしく、元祖の名で売り出している。

食べ終わった後、日差しと海風を浴びながら軽く散歩します。

さっき通ってきた灯台へ続く岬には風力発電機が何基も設置され、速い速度で回転しています。

その逆の方角へと歩くと、大分県佐賀関へ向かう国道九四フェリー乗り場が見えます。

フェリーの航路が国道扱いされてて面白い。

フェリーにぞくぞくと乗っていく車たちを、「これに乗ったら九州まですぐに帰れるのか」としみじみと見つめます。そうしていると、そろそろ宮崎が恋しいなと若干ホームシック気味な思いも湧いてきます。

でも、日本一周の旅はまだまだこれから。行きたいところや会いたい人はたくさんある!

そういった旅に出たばかりの時の思いを今一度確認して、九州へと出向するフェリーを見送るのでした。

感慨深い思いでフェリーを見送る。

飛ばし飛ばして高知県

佐田岬半島をようやく抜けて14時半ごろ、次の目的地の宇和島市宇和島城へと向かいます。

時間も落ちてきたので、高速道路の無料区間を利用して先を急ぎます。できれば下道の海岸線をのんびり行きたかったのですが、それだと今日中に高知県に入れないので躊躇せずに高速へ乗ります。

1時間ほど運転して宇和島城周辺まで来ましたが、駐車場が見当たらない。

裏側に回り込むと駐車場も入城もお金がかかるとのこと。肩透かし!

貴重な現存天守12のひとつらしいがまた今度!

まあ、今回はパスでいいかなと門だけ撮って車に乗ります。

このまま高知県宿毛市辺りまで行っておきたいとさらに運転します。

ここから15分ほど運転すると道の駅の看板が。

ここなら寄って中見てもいいかなと車を停めます。

駐車場が広いので、もう少し遅く来ていたらここに泊まっていたかも。

ここ「道の駅 津島 やすらぎの里」は高速道路無料区間沿いにあり、大きめの施設です。残念なことに温泉やレストランはコロナの影響で長期休業中みたいですが…

売店の方には格安でおいしそうなお弁当が何種か並んでいます!

今回はこの「絶タイ勝つ弁当」を買って明日にでも食べましょう。

このボリュームで460円は買いでしょう!(笑)

この後はただのドライブを2時間半ほどして高知県に入り、宿毛市でガソリン補給だけして今のジョイフルまでやってくるのでした。

 

今日4/28㈭は以上になります。

ここまで読んでいただきありがとうございましたm(__)m

このように、今日はいささか忙しない車旅となりましたが、単にドライブするだけでも楽しい一日でした!

明日は足摺岬まで行って、そこから高知市に向けてゆっくりと名所を回ろうと思います。足摺岬は初めてなのでもちろん行きたいです。高知市付近は12年前訪れていて、また改めてみて回りたいのです。

明日は雨の予報なので、少しでも晴れることを祈っています…(笑)

もう22時ということで、そろそろジョイフルを出て30分ほど運転した先の道の駅で寝ようと思います。

それではまたノシ

  1. 281㎞、6時間35分(今回の旅で一日の最長運転を更新!!)
  2. 3240円