つもりんの日本一周珍道中

休学院生のワクワクドキドキ日本一周物語

31日目~新章:近畿編!まずは手始め淡路島!

どうも、つもりんです!

現在22時ごろ、淡路島SA(上り)でパソコンを開いています。

冒頭のような美しい夜景が出迎えてくれて、まぶたは重いけどテンション爆上げになっているところです(笑)

さて、今日はついに四国に別れを告げて淡路島に上陸し、ようやく次の地方である近畿に突入しました!

新たな冒険の舞台での第一話、今回もよろしくお願いしますm(__)m

鳴門の大渦を越えていけ!

今日徳島市の快活CLUBを出発したのが14時半前。遅すぎて改めて考えると笑えてきますね(笑)。

でも、いくら遅くなろうが今日中に少しでも進んでせめて淡路島までは行っておきたいと、西日に変わりつつある国道11号を進みます。

鳴門市に入ってさらに進むと、インターチェンジと「淡路島・神戸」の標識が。

こちらに入ってしまうと鳴門市名物の渦潮が見れなさそうだなと思い、ナビを鳴門公園に設定します。いろいろなひとにオススメされた「大塚国際美術館」の立派な建物を通り過ぎ(興味あったけど入場料が、ね…(笑))、鳴門海峡前の坂を上ります。

15時過ぎ、ほとんど小山のようなところに鳴門公園第一駐車場が見えてきました。が、「乗用車500円」の文字が看板に刻まれています。「軽だからまけてくれよ~」と届かぬ思いで職員さんに500円を耳をそろえて渡します。

ですが、しょんぼりしている場合ではありません!今日の干潮が16時ごろらしいので、今ぐらいからが一番潮が動いてダイナミックな光景になるのではないかと予想してたのです。

この潮流に乗っかれと(二重の意味で)、高速道路の高架を渡り展望台の方に行きます。

神戸淡路鳴門自動車道を挟むように観光施設がある。
ここからでも潮の激しさを確認できる。

一度高速の上を渡った後は次は下のトンネルを潜り抜けて進みます。

するとその前に、船があの激しい潮流のなかに「どんぶらこ、どんぶらこ」という表現が正しいと感じられるほど大きく揺れながら進んでいます。渦潮を観察する船のことは知っていましたが、まさかその船の様子を客観的に見るとは思っておらず、時折ちょっと心配になるレベルで揺れていて驚きます。

帆船が豪快に揺れていてカッコいいのだが平気なのだろうか?
左の小さい船なんてすぐ飲み込まれそうだし。

そんな光景を目の当たりにしながら、渦潮を真上から見れる「渦の道」の入り口まで辿り着きました。しかし、入場料を500円も撮られるということで断念。

どこかタダでも渦潮を観察できそうな場所はないかとあたりを散歩します。

すると、鳴門山展望台の石碑が。かなり急な階段で、あまり整備も行き届いてなくてうっそうとしていますが、張り切って登って行きます。

階段を何とか登り切り、さらに展望台のやぐらも肩で息をしながら制覇しました。

息が落ち着くころに、素晴らしいパノラマがずっと広がっていることがしっかりわかってきました。

付近で最も高いであろう位置から鳴門海峡を見下ろす。じつに素晴らしい。

正直に言うと、渦を巻く潮の流れは確認できなかったのですが、それが見えなくても迫力は十分です!

左の瀬戸内海から右の和歌山湾方面へと、大河が流れるように潮が動きます。海だというのに、岩の隙間から「流れ落ちる」ように見える箇所もあって不思議です。

鳴門海峡を中心に瀬戸内海と和歌山湾側の海に明確な高低差があり、単に自然の大原則に従って潮が流れている。もしかしたらそれだけの現象なのかもしれませんが、このダイナミックな光景に圧倒され、そんな無粋な理屈も吹っ飛びます。

めっちゃ船酔いしそう

鳴門大橋の下は遊覧船や貨物船が潮の流れにのって、大きく揺れながら見たこともない速度に加速しています。貨物船の方はともかく、遊覧船の観光客は船酔いで気持ち悪くなりそうですね…(笑) まあ、見た感じある種ジェットコースターのような感覚で乗っているみたいですから、スリム満点で逆に酔わないかもですね(笑)

というか、さっきから小さい遊漁船みたいなのも潮の流れで遊んでいるので、見かけほど危険ではないのかも。

激しく荒れる海峡の真横とは思えないほど穏やか。

海峡から左の方へ視線を移すと、こんなにも穏やかな瀬戸内海が見えてきます。こっち側は海底がお椀状になっていて、鳴門海峡のところで窪みができてそこから潮が流れ落ちている、そんなところでしょうかね?

世界三大潮流の一角、鳴門海峡の渦潮。その姿に自然の偉大さと不思議さを存分に味わい、次は「うずまき」を見に来るぞと目標を掲げて、いざ淡路島に突入します。

淡路島ドライブ道中

17時前に鳴門公園を去り、一度来た道戻って鳴門北ICから高速に乗り込みます。

大鳴門橋の特大アーチを見上げながら風切って進みます!眼下には渦潮どころか潮流さえ見えませんが、気にせずガンガン行きます!

淡路島上陸後は、少しでもお金を浮かし、淡路島の風を感じるために最初のICで降ります。

といっても、今回はドライブだけで終わりそうで悲しいです。淡路島はまた今度島一周するかたちで巡りたいですね。

そんな面持ちでまずは南あわじ市の「道の駅 福良」に寄ります。ここはフェリーターミナルが併設されており、向かいには淡路人形座という施設もあります。

ここでいったん休憩です。物産館の方を歩くと、淡路島名物の玉ねぎを使った商品がたくさん。まあ、車旅に適したものがなくて何も買いませんが…(笑)

外に出て桟橋に向かうと、何やら見覚えのある帆船が!先ほど鳴門側から見えていた船がちょうど戻ってきていたようです。

グッドタイミング!早速カメラを構えます。

すると、すんでの差でカップルが先にいいポジションを見つけていたので、邪魔にならないように待っておきます。まあ、盗み見・聞きしてたわけじゃないのですが、そのカップルがとても楽しそうに写真を撮っていたので、もしかしたらいけるかもと話しかけてみます。

自分が日本一周していることを話し、一緒に写真を撮ってくださいとお願いしてみます。すると、驚きながらも快諾してくれました!

その写真がこちら!

とてもノリがいいお二人で、いかにも「関西人」って感じでした。
ありがとうございましたm(__)m

なんか3人で日本一周してるみたいで、撮ってくれた別の人も笑っていました(笑)。

コミカルでとても思い出深い一枚を受け取り、旅の激励もしてもらって二人と別れます。

次に向かうのは淡路市の「道の駅 東浦ターミナルパーク」。ここで車中泊しようと1時間ほど運転します。すっかり暗くなった19時前に着きました。

車を下りてベンチでくつろぎ、しばらくして近くのスーパーへと歩き、値引きされたお惣菜をハイエナします(笑)

そこそこの収穫を手に、車のもとに向かうと近くに別の車が停まってました。ベンチの方へ行こうとすると、そのカーテンがつけられた車から人が出てきて目の前を通りかけます。

この人たちも車中泊するのかなと思い、親近感がわいて挨拶をしてみました。しかし、完全に無視されました。まあ、暗いしよく見えてなかったんだろと、少し離れたベンチで総菜をつまみます。すると、缶をプシュッと開ける音がします。どうやら二人で酒盛りを始めたようです。

それほど気にするほどではなかったのですが、なんとなく嫌だったのでここを離れ、もう高速にのってSAまで行ってしまおうと開き直ります。これからブログも書きたかったしね。

淡路島SAについてあまり知らなかったので、いいところだといいなと願いながら夜の高速を駆けます。

サービスエリア、一抹の安寧

結論から申し上げますと、淡路島SAは素晴らしくいい環境でした!!

冒頭のように夜景はきれいだし、駐車場は広いし、お土産屋とフードコートが24時間営業なので机とWi-Fi借りてブログを快適に書けるし、致せり尽くせりです(笑)。

美しい夜景に癒される。まあ独り身なんだけどな!ガハハ!

さて、0時半ごろといい時間になってきました。

これからもう一度夜景を見て床に就くとしよう。

皆さま、ここまで読んでいただきありがとうございましたm(__)m

明日は兵庫県本土に上陸していくので楽しみです!

それではまたノシ

  1. 95㎞、2時間35分(意外とでけェんだな、淡路島って)
  2. 6035円