つもりんの日本一周珍道中

休学院生のワクワクドキドキ日本一周物語

35日目~「熊野新道」!和歌山の山道を征く。

どうも、つもりんです!

5/12(木)8時半ごろ、和歌山県田辺市のコインランドリーにてPCを開いています。

昨日コミックバスターというネカフェに着くやいなや速攻寝てしまったので、追加料金を取られる前に先ほどチェックアウトし、このコインランドリーでため込んだ洗濯をやっているというわけです。

そのネカフェは快活CLUBよりも割高でサービスもそこまで充実してなかったのですが、それでも安く完全フラットな場所で寝れるのでありがたいです。これからもお世話になると思います。

外はそれなりに雨が降っていますが、ここのコインランドリーでは無料Wi-Fiとデスクがあるのでありがたく使わせていただくとしよう。

さて、前置きが長くなりましたが、今回は昨日5/11(水)の和歌山県の道中を書いていきます。

和歌山市で少し海沿いを走った後、かなり険しい林の道を上って深山の秘境を巡る山の旅となっています!

なお、34日目分は大阪市で自分のご先祖様が祀られている神社を訪ねる、という自分のルーツを巡る旅といった内容になっていますので、一旦保留することをご了承願いたい。後日書き上げて公開いたしますので。

それでは今回もよろしくお願いしますm(__)m

和歌山の入り口で偉人を学ぶ

和歌山県に入ったのは昨日5/10(火)、20時前に岩出市の「道の駅 ねごろ歴史の丘」に到着しました。

ここは24時間開放されたWi-Fi付きの情報室があったので、ありがたく34日分のブログを途中まで書いて車中泊しました。

高速で来る場合でもICが近いから便利だと思う。左奥が情報室だ。

翌日5/11の8時ごろ目を覚まし、身支度朝食整理整頓をやって運転できる状態にしておき、道の駅の隣にあった「旧和歌山県議会議事堂(一乗閣)」を軽く見学してみます。

中に入ると受付の男性がこちらに出てきて元気よく出迎えてくれます。

実はこの男性とは先ほど出会っていて、ぼくが道の駅のベンチではなく駐車場の段差みたいなところで朝食を取っていたらこの方に注意されました(´・ω・`)

ぼくが完全にマナー違反でした、申し訳ありませんでしたm(__)m

この施設でまた出くわし(言葉が悪いですね…笑)内心気まずい思いでしたが、先ほどのことは水に流すように歓迎をしてくれてとてもありがたかったです!

これも何かの縁だと思って自己紹介をすると、こてこての関西弁で返してくれ、日本一周に好意的に話を聞いてくれます。

「ゆっくり見ていってください」と順路を案内してくれたので、1階の議事堂や2階の資料室となっている議長室と書記室の見学をします。

明治31年に建設され、今年120周年を迎えているらしい。

和歌山県議会は明治12年1879年5/5に濱口梧陵を初代議長に据え第一回が開かれたみたいです。

時代を遡ると、梧陵はまだ日本が鎖国していた時代に生まれ、開国論者として活動したり、実業家として紀州に貢献したりしていました。

安政元年1854年の「安政南海地震」の津波が起こった時には、自分の田んぼの藁に火をつけて避難路の灯とし速やかな避難指示を行いました。

その結果村人の多く命を救った英雄として伝承され、この出来事は「稲むらの火」という物語の元となって後世に語り継がれてます。

また、日本を含む142か国の提案で、この逸話に出てくる津波が起こった「11月5日」を「世界津波の日」とすることを、2015年国連総会の全会一致で制定されたというアツい話もあります。

木材をメインとした和洋折衷の造り。ヒノキの爽やかな香りが鼻を抜ける。

この施設にくるまでは全く知らなかったことなので、とても勉強になりますし非常に感銘をうけます。

この世界をよく知り、これからどうやって生きていくのか決めるにも、もっと歴史や偉人についても勉強せねば!

この旅でそれをもっと学べればいいなと思い、和歌山の偉人に別れを告げ次の目的地を目指します。

先ほどの職員さんの「日本一周お気をつけて!」の言葉に深々と頭を下げ、車を出しました。

出発前に道の駅を見学。有名な「紀州南高梅」の商品がずらり。

 

海を見納め和歌山ラーメン

道の駅を10時半過ぎに出発し、次に向かうのは和歌山市の西端の田倉岬。

ここで淡路島の方でも眺めてから和歌山ラーメンでも食べよう!

そんな感じでウキウキで1時間ほどドライブします。

岩出市から和歌山市の港町「加太」に入り、海沿いのせっまい道路をヒヤヒヤしながら通り、目に留まった神社に寄り道します。有料駐車場のゲートが見えますが、30分無料とのことでラッキー!

駐車して鳥居をくぐります。鳥居までの参道には海産物を扱う商店がいくつかありますが、いったん先に神社に行きます。

日本人形などがたくさん並べられているので初見ではビビるかも笑

ここ「淡嶋神社」は人形供養を行っている神社で、ひな祭りには「ひな流し」を行って人形を清めるみたいです。ここには書きませんが、調べてみると興味深いことがわかると思いますよ!(丸投げ)

お参りをした後、写真を撮ったりマップを見たりしていたらもう30分間際!

急いで駐車場を出て、景色がよさそうだなと思った「見晴らしの丘」へと向かいます。

そこへの道もまたせっまい山道で運転が大変です。

やっとこさ運転していくと、Google先生の導きとは裏腹に行き止まりになって施設の駐車場になっています。

ここは和歌山市立青少年国際交流センターという公共施設で、ここの敷地内を通って「見晴らしの丘」へと歩いて行けるみたいです。

20分ほど山道を汗水たらして登り切り、林を抜けて明るい草原へとたどり着きます。

左奥に淡路島が見える。何気にこの辺りではこの岬が一番近い。

汗を拭いながら景色を眺め、しばらく休憩して山道を降ります。

そこそこいい運動をしたので早くラーメン屋に向かいましょう!

交差点で運よく赤信号になった時に撮った和歌山城。今回はこれでよし。

ここから和歌山市中心へ向かい和歌山城を車窓から眺めて、14時前に和歌山駅近くの「井出商店」へ到着します。

ここは大阪市の串カツ屋「くし坊」で皆さんにオススメされたお店で、和歌山市行くなら食べておくべき!と太鼓判を押されていました。

古き良き中華そば屋といった外観だ。

店に入ると10席ほどとかなりスペースは狭くて意外に思いますが、壁にはたくさんのサインがあるので期待が膨らみます。

早速「特製ラーメン(チャーシュー麵。普通のと100円しか変わらないから笑)」850円と、「早すし」150円と気になるものも頼んでみます。

そしてすぐにそれは目の前に出てきました。

小包を開いてみると鯖の押し寿司が顔をのぞかせます。

この辺りではファーストフードとして食べられているらしく、
そのような便利性から「早すし」と名付けられたのかもしれない。

こんな手軽に食べられる寿司が宮崎にもあればいいなと「早すし」の写真を撮っていると、お待ちかねの和歌山ラーメンもやってきます。

なるとが乗っているが純粋な醬油ラーメンではなく、
豚骨ラーメンとしての面もある。麵だけに。

とろみのついた醤油と豚骨のダブルスープで、魚介のダシもきいています。

麺は中太でコシがよく、チャーシューはとろとろで最高です!

ちょうど「早すし」があるので、ラーメンを食べた後にさっぱりとできて相性も意外とグッド!

大満足でごちそうさまをして店を出ました。

熊野古道に想いを馳せて

腹も満たされたところで、次はここから南東にある田辺市山の中の「紀州備長炭振興館」に行ってみようと思います。

とその前に和歌山駅の写真を撮っておきましょう。

こちらは西口。東口はしょぼかったので…笑

間違えて東口の方に車を停めたので走って地下道を抜けて西口を撮り、とんぼ返りをして車に乗り、いざ山道へ!

「熊野新道」をがんがん上って行きます。

この、ブログタイトルにも使った「熊野新道」とは、世界遺産の「熊野古道」からインスパイアをうけてぼくが勝手に名付けたこの辺りの山道のことで、実際には存在しないのでご注意を!(笑)

険しい山道の切れ目から和歌山市街地が見える。

急で狭い山道を上って標高600mぐらいのところで鼓膜がぱかぱかなったり、

流れる「熊野川」の水は透き通っていて川底までよく見える。

今度は下って美しい渓流に見とれたり、

いい感じのつり橋がここ以外にもいくつか架けられている。
いくつかの普通の橋も真紅に塗られ、山の翠によく映える。

立派なつり橋を渡ってみたりと、全く飽きずに楽しい山道ドライブです!

この辺り「日高川町」からさらに進むと、なんとも神々しくカッコいい名前の村に入ります。

その名もずばり「龍神村」。日本の中でもトップクラスに厨二チックな地名ですよね笑。

「道の駅 水の郷日高川 龍游」にて。
特産の木材を利用したチェーンソーアートが盛んのようだ。

実は泊まっていた道の駅の情報室で名前だけは知り、かなり印象に残っていました。行ってみたいし、なんかめちゃくちゃパワーもらえそう!(笑)

ですが、当初はこちらに行きたい場所がないので海沿いのルートを通ろうと思っており、また今度にするかと少し残念に思ってました。

でもちょっとした理由ができて「紀州備長炭振興館」に行ってみようと気まぐれにルート変更をしたら、なんと「龍神村」を通っていくという…(笑)

もしかしたら龍神さまの導きがあるのかもしれません!(爆)

さらに言うと、今日は温泉にでも入りたいなと思っていたら、ちょうどこの先に「龍神温泉」なる名湯もあるではないですか!

これは導かれるままに行くしかねぇ!

その前に、一度脇道通ってみなべ町の方へ行き、「紀州備長炭振興館」へと向かいます。駐車場まで来ると、炭の匂いが辺りに漂い、大規模な炭づくりが行われているようです。

しかし、閉館の17時をすでに回っており、施設の見学とかはできませんでした。

別に球場があるから「ストライク」ってわけじゃないですよ!(笑)

まあ、上の写真のように本来の目的は果たせたのでヨシ!

空も薄暗くなり始めたので、ゆっくり急いで運転し、いざ「龍神温泉」へ!

幻夢儚き龍の里 秘湯に龍脈湧きいづる

炭の香をかいでから薄暗い山道を運転していきます。

途中、181円/Lのガソリンを念のため1000円分だけ入れたり、やたらと立派で荘厳な「田辺市 龍神行政局」を見たり(写真だけでも撮ればよかった(´・ω・`))して、40分後ぐらいに温泉の入り口に着きました。川を渡って反対側に温泉街があるようです。

渡る前に車を停めて、この素晴らしい景観を写真に収めんとファインダーを覗きシャッターをきります。

なんと絵になる風光明媚で幽寂閑雅な光景だろうか!

もし、龍がこの世に存在するのならば、正にこの地に眠っているのだろう。

絶え間ない水の流れを眺めていると、まるで龍がその身をくねらせているように錯覚してきます。

そして、暮れゆく空を見上げるとその龍は川から勢いよく飛び立ち、目の前を水しぶきと突風を纏いながら、はるか上空の雲の中へと翔けぬけていく…

幻想の中を生きる龍神に大いなるパワーを感じ、肌にびりびりとしたものが伝わってきます。

この地に「龍脈」が流れていて、地中を巡るエネルギーが龍の息吹のように温泉として湧きだしているのかなと想像してみます。

幻の龍を心に描いていると、突然声をかけられ我にかえります。

そうすると、泡沫に龍の姿は消えゆき、美しい渓流にカジカガエルの鳴き声が響き渡っています。

 

声の主の方を見てみると、見覚えのある白髪の男性が近づいてきます。先ほど「道の駅 龍游」でちらと見かけていた方で、「こっちでも撮影ですか」と話しかけてくれます。

この方も日本一周中の同志で、偶然出会えてうれしくてしばらくお互いの旅についてあれこれ話します。

そのあと、立派な龍神を象った木造の前で最高の写真を撮っていただきました!ありがとうございましたm(__)m

これはテンション爆上げですわ!

もしかしたら、これも龍神さまが導いてくれたのかなと思うと、なんだか厳かで幸せな気分になってきます。

またいつか、どこかで再開できることを願い、白髪の旅人とわかれます。

そして、少し坂道を行き、いよいよ「龍神温泉」の目の前までやってきました!

渓流の方への階段があったので下りてみると、清水に鉄橋が架かっています。

対岸の「龍神温泉 元湯別館」へと繋がっていて、そちらでは4500円から素泊まり可能。

ここから眺める光景も相当に美しくて、時間を忘れてうっとりと眺めます。

冒頭の写真をもう一度。もう少し暮れた方がいい感じかも。

冒頭の写真を撮って、そろそろ見るだけじゃなくて身体全体でこの「龍脈」のパワーを浴びようと思います!

800円の代金を払い、階段で浴場に下ります。そして、「龍脈」湧き出る温泉にどっぷりと浸かります!

温度は約40度とやや熱めで、ちょうど僕の好きなお湯加減です。

その「龍脈」のエネルギーを身体に吸収するようにじっくりと身体を委ねます。肌をさすると、温泉成分が強いのかぬるぬるツヤツヤになります。

少しのぼせてきたので、露天風呂の方に行きます。空はほとんど真っ暗になってて景色はあまり楽しめませんでしたが、せせらぎとカジカガエルの二重奏が響き渡り、温泉も温かさも相まって心身ともに癒されます。

来るまでは知らなかったけど「日本三大美人の湯」のひとつらしい。

身体が温まったところで風呂を出て服を着て、休憩室でこれからの計画を立てます。

かかり湯で身体を流したのでお肌すべすべだし、「龍脈」のエネルギーを吸収できたのか、ぽかぽかして温かく、身体の奥から力がみなぎるようです!

外は雨で、近くの道の駅での車中泊は厳しそうですが、1時間ほど海の方へ向かっていくとコミックバスターがあるのを見つけました。

疲れも回復してるし、やる気も十分なので夜の山道を下ることにします。

次の目的地が決まったところで、この、神秘の龍脈湧く龍の里を去ります。

振り向くと、その人知れず隠れた温泉郷は橙の灯に照らされて雅に揺蕩い、清い川は「龍神」の力を大地に伝えるように静かに絶え間なく闇を流れていました。

ネカフェ前での出逢い

1時間ほど夜の山道を気をつけて運転し、21時ごろようやくコミックバスター田辺店に到着しました。

どこか付近にいい店がないかといくつか調べて電話をかけますが、時短営業なのかどこも開いていません(´・ω・`)

ちょうどコミックバスターの敷地にラーメン屋さんがあるのでそこにしましょう!

屋台風の見た目の「りゅうちゃんラーメン」。

「りゅうちゃんラーメン」に入ってチャーハンを頼みます。さすがに2連ラーメンはまずいし、普通にチャーハン食べたくなりましたので笑。

お冷を飲んでいると、ラーメンどんぶりを目の前に置かれました。

香ばしい香りとてかてかパラパラな見た目が食色を掻き立てます。

チャーハン大700円。絶品ですぐに完食してしまう!

さっそくれんげで救って口に運ぶと、それ以降は手が止まらず、あっという間に完食してしまいました!

最高に美味しいチャーハンに満足しお冷を飲んでゆっくりしていると、飲み終わりと思われる2人が来店しました。店主さんと仲良く話しながら料理を食べています。

何か話せるきっかけがないかと考えていると、3人の誰かが「とれとれ」という単語を口にします。多分大阪の友達がオススメしてくれた白浜町の「とれとれ市場」のことだろうと思い、思い切って話しかけてみます。

するとビンゴ!大当たり!

なんとお兄さんの方はそこでマグロの解体ショーをしたり、料理人として腕を振るっているようです!これからいく予定の「とれとれ市場」についていろいろとオススメしてくれます。お連れのお姉さんの方はなんとぼくと同い年で、興味津々に旅のことについて聞いてくれます。

マスターも巻き込んで4人でいろいろと話します。そしてこの出逢いを祝って乾杯します!(ぼくはお冷ですが笑)

店主とお客さんのお三方。ありがとうございました!

またいつか会って、今度はゆっくり語りましょうと別れを交わし、コミックバスターに入店するのでした。

 

ここまで読んでいただきありがとうございましたm(__)m

山道「熊野新道」を旅した昨日5/11分は以上です。

執筆に時間かかってもう13時半です!

雨はまだ降っていますが、これから例の「とれとれ市場」に行った後、ぐるっと紀伊半島を周って三重のほうまで抜けていこうと思います。

あいにくの雨で楽しみにしていた海岸の景色は微妙そうですが、止まらずに旅を続けよう!

それではまたノシ

  1. 189㎞、5時間19分(山道は時間かかるね)
  2. 5300円

33日目~海遊館に串カツ!大阪市を満喫。

どうも、つもりんです!

5/10(火)11時半ごろ、大阪市の快活CLUBよりお届けしております。

昨日いい出逢いがあって結構飲んで夜遅くなり、寝すぎたのでこれから埋め合わせをしていくところです(笑)。

さて、今回は昨日5/9(月)の大阪市での出来事を綴っていきます。

それでは今回もよろしくお願いしますm(__)m

壮大な海の旅へ!

14時半ごろ、ようやく作業が終わって堺市の快活CLUBを出て、一度逆戻りする形で大阪市の水族館「海遊館」へと向かいます。

本当は入館料や駐車代は高いし、メジャーどころ故に行こうと思えばいつでも行けそうだったのでパスする予定でした。ですが、昨晩鳥貴族で会ったあの友達がそのことを聞くと、「これで海遊館行きなよ!」と3000円もポンと渡してくれました!

飯おごってもらった上にさらに水族館代までいただき、もう感極まって泣きそうでした(´;ω;`) ありがとうございます!姉貴!(同期で自分一浪の年上だけど笑)

そうなれば海遊館に行って隅々まで楽しむよりほかはない!

大阪市港区の方へ舵を切り、「海の旅」へ漕ぎ出しましょう!

デカすぎて入らねェよ…(笑)

港区のでっかい建物とか見ながら20㎞を50分かけて(迷ってないよ)、海遊館その地に着きました。

アーティスティックなタイルの巨壁がどーん!と出迎えてくれます。

さっそく入館しようとしますが、出口専用や団体専用のゲートと間違えて一般入場受付ゲートの位置がよくわかりません。

数分迷って無事ゲートインし長いエスカレータを上がって、いよいよ「海の旅」の入水式です!ここ海遊館は上から下へ降りながらの順路を取るようですね。

日本の魚メインに、世界の魚もぼちぼち泳いでいる。

まず出迎えてくれたのは、真っ青なトンネル状の水槽「アクアゲート」。

まさに「海の旅」の序章にふさわしい演出で、冒険心的なものを掻き立てられ、ワクワクドキドキが止まりません!

トンネルを抜けると一気に明るくなり、木々や草木が生い茂るゾーンにやってきました。

「日本の森」という区画で、天井がガラス張りになっており、アマゴなどの日本の渓流域の生きものが展示されています。

コツメカワウソ(絶滅した二ホンカワウソの代わりらしい)たちがじゃれあって泳ぐのをみて、うまく写真が撮れずにどこかに隠れてしまったので下へ行きます。

日本の淡水魚水槽。オシドリのペアもいて、魚だけじゃない展示方が面白い。

下の方も引き続き日本の淡水の展示で、こっちには河川中流や湖沼に生息する生きものがいます。

各テーマの水槽は上下で繋がっており、うまく仕切りや段をつけ、順路の高さも調整して「立体的」に水中を見れるのがこの水族館のウリのようです。

さらにゆるいスロープを下っていき奥へと進みます。

北太平洋のアラスカ付近に位置する「アリューシャン列島」エリアには飛んで泳げる鳥「エトピリカ」がぷかぷか浮いてて、こちらの方へ近づいてきてくれてファンサービス。

その顔つきから「海のピエロ」とも呼ばれるらしい。

アメリカ・カリフォルニア州の「モンタレー湾」では、カリフォルニアアシカたちがお昼寝タイムのようです。

この姿は耳と毛が短くて足がひれになったイヌですね、間違いない。そもそもアシカって分類学的にイヌに近い動物だし。

気持ちよさそうに寝ている。かわいい。

その北米エリアから、中米の「パナマ湾」、南米の「エクアドル熱帯雨林」へと続いていきます。

有名なピラニア、アロワナ、ピラルクーなどのアマゾンの怪魚たちも泳いでいます。

エンゼルフィッシュの群れ。その特有で美しいフォルムがゆったりと漂う。

そこから進むと、環境は一変。熱帯地域から一気に「南極大陸」へと舞台が移り変わります。

ここでは「オウサマ」「ジェンツー」「アデリー」の3種類のペンギンたちが暮らしており、手前のプールで泳いだり、陸地にある製雪機?の下で佇んでいます。

ヒレの形が若干湾曲してて、なんだか腰に手を当てて胸張っているみたいで堂々としてます(笑)。

人工雪で白く染まり、見ているこっちが寒くなる。
雪に打たれても動じないその姿はまさに「オウサマ」だ。

ここから北上してオセアニアに入り、「タスマン海」でカマイルカたちの素早い泳ぎに苦戦し、

他のお客さんの前に止まってファンサービスしているところをすかさずパパラッチ。
こうでもしないととてもじゃないがうまく撮れなさそうだ。

グレート・バリア・リーフ」で色とりどりなサンゴ礁と魚たちの華やかな舞を楽しみ、

それは海中百花繚乱である。

「瀬戸内海」でおなじみのカサゴやスズキなどを見て、ついに海遊館の大看板「太平洋」エリアにやってきました!

この特大水槽をぐるりと巻くように三層にもわたって通路があり、様々な高さと角度から魚たちを観察することができます。

水面近くを大きい方のジンベイザメがコバンザメを従えゆったりと回遊する。

表~上層にはジンベイザメや通称「GT(ジャイアント・トレバレー)」ことロウニンアジ類の群れが泳ぎ、

中間域はサメ・エイ類がぐんぐん進む。
左奥は「グルクマ」の群れだろうか。口をめいっぱいに開いてエサを食べているようだ。

中層には小さい方のジンベイザメやアカシュモクザなどのサメ類に、イトマキエイやホシエイなどのエイ類といった大型魚が闊歩ならぬ「闊泳」し、それを避けるように小さい魚の群れは目まぐるしく形を変えます。

どんと水底に佇んでいる「タマカイ」。

下層から低層にはでかいハタ類がごろごろ雑魚寝です。魚だけに。

この特大水槽を魚たちが泳いでいる姿は全く飽きず、ベンチに腰掛けてずっと見ていられます。

ある程度見切りをつけて次は「チリの岩礁地帯」「クック海峡」「日本海溝」と続きます。チリ水槽にはアンチョビー(イワシ類)がぎらぎら銀に煌めき、一匹いっぴきは小さいながらもなかなか見ごたえがあります。

チリ産の塩漬けの缶詰が有名だよね…(笑)

そこからまるで暗い宇宙空間にいくつもの銀河が漂うような、まさに「海月銀河」を通り、

まさにギャラクシー!とても美しー!

「海の旅」最終章の「新体感エリア」なる区画を進み、「北極圏」「フォークランド諸島(マルビナス)」「モルディブ諸島」と抜け、「海の旅」は終わりを迎えます。

ワモンアザラシにイワトビペンギン。かわいい。

まるで、地球の海を実際に旅したような気分になり、とても感動しました。

ですが、ここで見たものは言ってしまうと「偽りの自然と生きもの」。この自然と生きものたちの本当の姿ではありません。

いつの日か実際にこれらの地域に行ってみようと強く思います。

その地に赴き、この足で歩き、この目で見て、そして何を感じるのか。

とても楽しみです。

壮大な「海の旅」を終え、今の日本一周という「旅」の続きを再開するのでした。

大阪駅周辺のハラハラドライブ。

時刻は18時過ぎ。帰宅ラッシュで混んでそうですが、そろそろ大阪駅の写真でも撮って宿を探しましょう。

海遊館の外からATCアジア太平洋トレードセンター)を望み、日本一標高の低い「天保山」を見てから出発します。

大阪にもトレードセンターってあるんすね~。
天保山の方は「丘」どころか「段差」ぐらいの見た目でシュールですな。

5車線とか普通にあって右左折するの大変だし、なんか車道を堂々と行く歩行者や自転車がいてハラハラの運転です。

渋滞してて遅くなりそうな気がしてたんですが、意外とそこまで車通りは多くなく、30分ほどで大阪駅前に到着します。都会の人はあまり車に乗らないからでしょうし、歩道にはたくさんの人たちが帰路を急いでいます。

大阪駅」の巨大なビル。「JR大阪駅」は後ろの方にあったので、
こっちは阪急電鉄の「大阪梅田駅」か。

JRも阪急もどちらもとって(JRの方を載せてないのはあまりうまく撮れていなかったため)、大阪市中心から少し離れた快活CLUBへいそいそと向かいます。

串カツが引き寄せてくれた素晴らしき出逢い

快活CLUBの駐車場に車を停めた後、近くのたこ焼き屋と串カツ屋に行こうと歩きます。

店を利用せずとも2時間は無料のようなので、そのうちに何とか帰ってきたいです。

まず一番近かったたこ焼き屋に行きますがシャッターが下りており、仕方ないので第二候補を探して商店街に入るも、こちらもすでに閉店済み。

明石で店に行く前には電話しとけと教訓を学んでいたのに、「行けばわかる!」と歩いた結果です(笑)。

仕方ないので明日昼間に来ることにして、串カツ屋の「串かつ くし坊」にやってきました。ちょうど快活CLUBへの帰り道にあるし、評価もかなり高くて期待を込めて引き戸を開けます。

そこはご夫婦が切り盛りする常連さんの憩いの場のような酒場で、すでに3組ほどが酒と料理を楽しんでいました。

カウンターに通してもらって手始めにハイボールを頼み、串カツのメニューとにらめっこして注文をマスターに渡します。

すると、「仕事終わり?」と話しかけてくれ、チャンスだと思い日本一周していることを明かして、大阪と言えばの串カツを食べに来ました!と話します。

すると、ママの方もこちらに来て「親戚が宮崎にいて何回か行ったことあるよ」となんとも奇遇な話をしてくれます!

左から牛カツ2、キス、紅ショウガ、上の長いのがアスパラ。
「二度漬け禁止」の文字はなく、マイソースが出された。

なんだかうれしい気持ちで宮崎や旅のことについて話していると、注文の串カツがカラッと揚がりました!

さっそくソースに浸していただきます!人

どれもサクサクジューシーで酒が進みます!!

あっという間に食べ終わってお冷を飲んでいると、ママが常連さんにぼくのことを紹介してくれました!

その常連さんは2組のご夫婦で(こちらも初対面同士らしい)、マスターとママも混ざってとても興味深く日本一周について話を聞いてくれて、いろいろ質問してくれます。また、皆さん宮崎に来たことがあるようで、いいところだよねと言ってくれて嬉しいです。

最高に楽しかったです!ありがとうございました!またこの「くし坊」で会いましょう!

大阪のノリで「ボケ」「ツッコミ」が入り乱れる皆さんとの会話はとても楽しいです!

しかも、二人の旦那さんからは一杯ずつハイボールをおごってもらえました!この出逢いに乾杯!!

「旅でいろいろなことがあるだろうけど日本一周を達成してな!それはこれからの自分にとってかけがえのないものになるで!」と激励をかけてくれます。また、「若いうちは積極的に行動して、ちょっと失敗しても周りがフォローしてくれるから臆せんでええんや!」と、人生の先輩としての助言もしてくれました。

常連さん方とまた再会することを約束し、固い握手を交わして見送りました。

ぼくもそろそろ帰ろうとお会計をしようとすると、ママは「1000円ちょうだいね」とまけてくれました!

さらにマスターと「身体と運転は気をつけて。ご両親にもまめに連絡すること!」と親身に考えてくれ、「故郷に帰り着いたらこっちにも教えてね」と送り出してくれました!

大阪の「お父さん」「お母さん」に「いってきます!」と別れを告げ、暗い夜道を胸を張って歩いていくのでした。

ママと店前でツーショット。お二人とも本当にありがとうございました!また来ます!

ここまで読んでいただきありがとうございましたm(__)m

昨日分は以上となります。

美味しいものばっか食べて飲んでばっかなのでちょっと気を付けます(笑)。

それではまたノシ

  1. 37㎞、1時間46分
  2. 4300円

32日目~阪神湾岸周遊紀

どうも、つもりんです!

時刻は10時半を回りました。5/9(月)、大阪府堺市のネカフェよりお届けしています。

昨日は冒頭の写真に写る兵庫県神戸市をはじめ、阪神地域を大阪湾に沿って進んでいきました。

これよりそこでの思い出を振り返っていきます!

それでは今回もよろしくお願いしますm(__)m

本場の明石焼きに舌鼓

8時ごろ淡路SAで朝日の眩しさに目覚めました。車外に出て伸びをし、昨晩買っておいたグリーンスムージーを飲んで活動を開始します。

旅の性質状こういった健康的なものをなかなか取れない生活を送っているので、格別に美味しく感じました!これからちょこちょこ飲むことにしよう。

明るくなってよく見える大阪湾の景色を望む。
遠く東の方にかすむ摩天楼はあべのハルカスだろうか。

フレッシュなパワーをチャージして、明石海峡や大阪湾の昼間の姿を眺めまわし、バイブスあげあげで出発します!

これから向かうのは兵庫県明石市。兵庫出身の友達が名物「明石焼き」をオススメしてくれていてて、せっかくだから明石市その地で食べようと、神戸市や大阪府とは一旦逆の方向に舵を取ります。

明石大橋上を運転しながら絶景と吹きすさぶ強風を感じ、下道におりて明石焼き1本で勝負している(メニューは明石焼きとビールのみ!)という「たこ珍」という店に向かいます。

その店には駐車場がないとのことだったので、近くにある明石公園の駐車場に停めて歩いていきます。1時間200円ならこの辺りでは安い方だ!(感覚崩壊)

車を降りて公園内を突っ切っていくと、たくさんの人が行きかい、様々な出店が並んでいます。

明石城鎮座する明石公園はたくさんの人と店で活気づく。

今調べてわかったのですが、「第19回 ロハスミーツ明石&アウトドアミーツ&フィッシングミーツ 2nd」というイベントがGW中行われていて、今日が最終日だったみたいです。

こちらのイベントも気になるし明石城もよく見てみたいですが、ここには明石焼き売ってないようです。まずは早足で「たこ珍」に行ってから、帰ってきてこちらも楽しみましょう!

明石公園の目の前にあるから立地最高やな!

明石公園を出て明石駅内を突っ切り、駅前の商店街を抜けて「たこ珍」前に着きました。が、店にはシャッターが下ろされていて今日は休みのようです(´・ω・`)

Google先生不定休と言っていたので、せめて電話の一本でも入れて確認しておくべきでした!一生の不覚!!

明石焼きを店で食べるのと明石公園に戻ってお祭りを楽しむ。合わせて2時間、駐車代400円までが次の予定と予算からして妥当かなと思っていたので、ここまでの30分ほどのロスは大きいンゴねぇ…

仕方ないのでGoogle先生に導かれ、駅方面でかつ近いところにあった「明石玉子焼 今中」にやってきました。

そこそこ行列ができていたが、通りすがりのおばちゃん曰く少ない方らしい。

多少列ができていて結果的に20分ほど並ぶことになりましたが、やはりここまで来たからにはもうここで食べていきたいと待ちます。

店内に通された後も10分ほど焼き上がるのを待ち(前に入った4人家族が同時に注文したからかな)、見慣れぬ「板」がカウンターに差し出されました!

これが「明石焼き」か…!ダシとともに目の前に置かれる。

見た感じは「ソースとかかかってないたこ焼き」といった面持ちですが、いざ箸で持ち上げようとすると、どろりと中身が出かけてきます!これはもうたこ焼きもどきとは考えずに、慎重に丁寧に箸を動かせ!と右手に集中します。

その、あまりにも繊細な球体をダシに浸し、もうダシの器ごとすするように口に運びます…!

ふわふわとろとろの生地にあっさりとしたダシがしみこみ、タコの弾力とうまみがあわさって最強です!口内がやけどするのもお構いなしにがんがん食べていきます。

なるほど、確かにたこ焼きとは完全に別物だ!

例えるならそう、たこ焼きが明るく元気いっぱいな少女だとしたら、明石焼きはおっとりおしとやかなお姉さんという感じでしょうか?

なぜ女性に例えた感想が出てきたのかわかりませんが、なんかそんな気がします!(笑)

岩塩やソースをかけてみたり、ダシにゆずの粉末を混ぜてみたりと味変をして楽しみます。特に塩で食べるのはなかなかに乙なお味でした!

12個あったけど、割とすぐにぺろりと食べ終わりました!大満足です!

駅前の「魚の棚」商店街。ここもじっくり回りたかった…(´・ω・`)

と、そろそろ歩いて駐車場に帰ると2時間直前になりそうな時間だったので、ほっこりする時間もそこそこに店を出て、今度は別の商店街を抜け、公園の方に戻ります。

どれも魅力的な屋台で、1品ぐらい何か食べたかったのですが、明石焼きで意外と満腹になっていたので見るだけにしておきます。

なんだかもったいない気もしましたが、これも旅の楽しみだと割り切って次の目的地に車を走らせるのでした。

神戸市。そこは 新しさと異国情緒を乗せた 潮風吹き抜ける港町。

明石市を出発してやや混んでいる国道2号を進み、21㎞を50分かけて神戸駅までやってきました。

道中、明石大橋を見上げて下をくぐり、その巨大さを肌に感じました。そのあとは、阪神高速高架下の複雑に入り組んだ下道をナビを頼りに慎重に運転してきたので、なかなか結構疲れました。

特に何もなく辿り着けてホッとします。まあ、ここ以上に大阪市中心は運転大変そうですが…(笑)

神戸駅南口の光景。でけェビルの谷間を高速走ってて、なんとも都市都市してますなぁ。

20分無料の駐車場をありがたく使わせていただき、神戸駅内を探検です!(笑)

さすが大都市「阪神」に名を冠する神戸市の神戸駅。改札はいくつもあるし、駅内にスーパーマーケットをはじめとしたたくさんのお店があるし、なんかでかそうな地下街への入り口もあるし、いろいろと規模が大きくて圧倒されます。

縦ではなく、横と地下方面に長い感じなのかな?レンガの外壁もレトロでよい。

ここのお菓子屋さんで大阪で会う約束をしている二人への手土産を買い、海岸にあるという「メリケンパーク」へと向かいます。ここは淡路島の道の駅で一緒に写真を撮ってくれたカップルにオススメされたところで、駐車場が30分無料(平日は60分)という情報もつかんでいたので、ちょっと散歩して風景を楽しもうと入り口までやってきました。

しかし、道路にまで長く伸びる車の列が。そりゃ今日は日曜だし、少しでも無料で停められるならみんなここに来るよな(笑)。

仕方ないのでロータリーみたいな道路をくるっと回り、駐車場と反対側のスペースに停車している車たちの近くに一瞬車を停めて写真だけ撮って退散します。

いろいろ施設があって気になるけど今回はパス。

なんでハガネールなのかわかった貴方はかなりのポケモン通!(笑)

ポケモンGOでも写真を撮って、足早に次の目的地へと向かうのでした。

なにわの人情味あふれる下町をぶらりと

国道43号を進み、途中で安いガソスタで給油し、1時間半ほどかけて大阪市街地にやってきました。

高架道路に上がったり下道に下りたりしながら、中心部の摩天楼や海岸のユニバーサルスタジオらしき施設を見つつ運転します。

一度大阪駅に行って写真を撮ろうとしていたのですが、16時半ごろと混みそうだったし、これから会う約束があったので一旦後回しにして早めに「ちとせ お好み焼き」に向かいます。

17時ごろ、ちょうど開店したばかりのその店に入り、久しぶり(といっても2週間ほどですが…(笑))の再会をしました。

鉄板の上で二丁のコテを手際よく扱いお好み焼きを焼きあげる。

彼はなおさんといい、最初香川の丸亀市を訪れた際にTonbiiで偶然出会った方です。そのときに、大阪市のこの辺りに行く予定なんですよと話したら「そこ地元やからぜひ遊びに来てや!」と招待してくれたんです。まあ、お好み焼き屋さんで働いていることは後で知ったんですけどね(笑)

そうそう、大阪市の「この辺り」ってのはまた次の機会に詳しく書きますね。

そんなこんなで、前回別れてからの四国一周と丸亀再訪などについて一通りしゃべった後、注文を聞かれたのでスタンダードに「豚玉」をお願いしました。

すると、なおさんは豚肉だけじゃなくてエビやイカまで生地に乗せていき、満面の笑みで「このミックス焼はおれのおごりや!」と困惑するぼくに言ってくれました!

なおさん特製のミックス焼。この店のお好み焼きには
なんとパイナップルが入っているが、違和感はなくて新鮮な味わいだ。

そんなありがたいお言葉を噛みしめつつ、焼き上がったお好み焼きをいただきます!人

じゅうじゅうと心地よい音を聞きながら食べる本場のお好み焼きは格別です!

コクのあるソースにマヨネーズのまろやかさが加わり、パリパリの豚肉と大きめでぷりぷりな魚介がよく合います!うまい!

最高の一枚を平らげごちそうさまです!人

ありがとうございます!とお礼を言い、一度車に忘れていたお土産を取りに戻ります(おいおい)。

帰ってきてそれを渡し、店の前で一緒に写真を撮りましょうとお願いすると快諾してくれました!

なぜかぼくのスマホは自撮りしようとすると文字とか反転してしまうので、どうにかうまく店名をいれた写真を撮ろうとしていると、通りがかりの男性が「写真撮ったろか?」といかにもな関西弁で話しかけてくれました。

二人の笑顔と藍染めの帯が最高です!ありがとうございました!

このお父さんは九州出身ということで、偶然の出会いでうれしかったし、日本一周についても元気よく激励してくれました!いつか飲みましょうと握手を交わして別れます。

後ろ姿を見送りながらなおさんは「これがなにわの下町、ええとこやろ?」と笑います。そもそもなおさん自体も初対面だったみたいですが、とてもフレンドリーに話していて知り合いなのかなと勘違いしてました(笑)。

人情味あふれる人々の街、なにわ。もっといろいろ見ていたいですがそろそろ時間です。

またきっと来ますとなおさんと固い握手を交わし、ビルの間から夕陽差し込むなにわの街を後にするのでした。

久しぶりの再会

ちとせの大阪市西成区から少し移動し、浪速区の銭湯でひと汗流し、友達からの返信を待ちます。

実は昨日の夜に淡路島いたときに、急だけどダメもとで会えないかと学部時代の友達に連絡してみたらすぐに快諾の返信をしてくれたんです。

そこから電話で自分の身上を話すとすごく興味を持ってくれました。そこで仕事終わりに会って一緒にご飯に行ってくれる約束をしてくれました!

急にもかかわらず即OKを出してくれ、しかも仕事終わりで明日に備えないといけないだろうから、本当にうれしかったです!

お仕事が長引いたようで20時半ごろ連絡がつきました。店をどこにするか決まってなくて、とりあえず今日の宿を伝えると、「そこにいてくれたら迎えいくよ!」と言ってくれます。

感謝カンゲキの気持ちで快活CLUBについて待っていると、黒光りするかっこいい車にのって颯爽と彼女が現れました。

一旦この車に乗せてもらい、再会を喜びます。車関係のお仕事しているようで、なるほどこの車もよく手入れされています。

時間は21時となかなか遅かったので、少しでも話す時間を取ろうと近くの鳥貴族に歩いていくことにしました。鳥貴族も初めてで楽しみです!

おしゃべりに夢中になってたのでナビをよく見ずに歩き、ビルについても階を間違えましたが、それも楽しくて二人笑います(笑)。

値段の割にしっかりと大きくて美味しくて最高ですね!宮崎にもできて!(笑)

席に着くと、「歩いて帰れるところやし、わたしあんまりお酒飲まないから気にしないで飲んでいいよ!」と、うれしい言葉をかけてくれます。お言葉に甘えて、お仕事終わりの女の子の前で酒を注文します(なんつー男なんだ、俺は…(笑))

そして乾杯をし、話に花を咲かせます。

焼き鳥をつまみながら、大学の頃の話やお互いの今、その他たわいもない話題も含め、最高に楽しいおしゃべりです!

本当に今回また会えてよかった!ぼくは幸せ者です!

楽しい時間もあっという間に過ぎて23時ごろ。お別れの時間です。

会計をしに財布を出すと、「日本一周してる人がお金ださないで!」と全額おごってくれました!

もう頭が上がりません(笑)。本当にありがとうございました!

実はサシでご飯行くのは初めてだけど、最高に楽しかった!

その後、店を出て駐車場まで歩き、また旅の終盤に会おうと再開を誓って別れます。

帰っていく彼女が信号で止まっていたので、思わずそちらまで走っていき最後まで見送りました。

 

ここまで読んでいただきありがとうございましたm(__)m

5/8(日)分は以上です。

なんかいつも食ってばかりおごってもらってばかりでだいじょぶかな…?(笑)

まあ、これから大出世して何倍にもしてお返ししようと思います!!

それではまたノシ

  1. 103㎞、4時間1分(都市部だから時間の割りには進まないね)
  2. 3030円

 

31日目~新章:近畿編!まずは手始め淡路島!

どうも、つもりんです!

現在22時ごろ、淡路島SA(上り)でパソコンを開いています。

冒頭のような美しい夜景が出迎えてくれて、まぶたは重いけどテンション爆上げになっているところです(笑)

さて、今日はついに四国に別れを告げて淡路島に上陸し、ようやく次の地方である近畿に突入しました!

新たな冒険の舞台での第一話、今回もよろしくお願いしますm(__)m

鳴門の大渦を越えていけ!

今日徳島市の快活CLUBを出発したのが14時半前。遅すぎて改めて考えると笑えてきますね(笑)。

でも、いくら遅くなろうが今日中に少しでも進んでせめて淡路島までは行っておきたいと、西日に変わりつつある国道11号を進みます。

鳴門市に入ってさらに進むと、インターチェンジと「淡路島・神戸」の標識が。

こちらに入ってしまうと鳴門市名物の渦潮が見れなさそうだなと思い、ナビを鳴門公園に設定します。いろいろなひとにオススメされた「大塚国際美術館」の立派な建物を通り過ぎ(興味あったけど入場料が、ね…(笑))、鳴門海峡前の坂を上ります。

15時過ぎ、ほとんど小山のようなところに鳴門公園第一駐車場が見えてきました。が、「乗用車500円」の文字が看板に刻まれています。「軽だからまけてくれよ~」と届かぬ思いで職員さんに500円を耳をそろえて渡します。

ですが、しょんぼりしている場合ではありません!今日の干潮が16時ごろらしいので、今ぐらいからが一番潮が動いてダイナミックな光景になるのではないかと予想してたのです。

この潮流に乗っかれと(二重の意味で)、高速道路の高架を渡り展望台の方に行きます。

神戸淡路鳴門自動車道を挟むように観光施設がある。
ここからでも潮の激しさを確認できる。

一度高速の上を渡った後は次は下のトンネルを潜り抜けて進みます。

するとその前に、船があの激しい潮流のなかに「どんぶらこ、どんぶらこ」という表現が正しいと感じられるほど大きく揺れながら進んでいます。渦潮を観察する船のことは知っていましたが、まさかその船の様子を客観的に見るとは思っておらず、時折ちょっと心配になるレベルで揺れていて驚きます。

帆船が豪快に揺れていてカッコいいのだが平気なのだろうか?
左の小さい船なんてすぐ飲み込まれそうだし。

そんな光景を目の当たりにしながら、渦潮を真上から見れる「渦の道」の入り口まで辿り着きました。しかし、入場料を500円も撮られるということで断念。

どこかタダでも渦潮を観察できそうな場所はないかとあたりを散歩します。

すると、鳴門山展望台の石碑が。かなり急な階段で、あまり整備も行き届いてなくてうっそうとしていますが、張り切って登って行きます。

階段を何とか登り切り、さらに展望台のやぐらも肩で息をしながら制覇しました。

息が落ち着くころに、素晴らしいパノラマがずっと広がっていることがしっかりわかってきました。

付近で最も高いであろう位置から鳴門海峡を見下ろす。じつに素晴らしい。

正直に言うと、渦を巻く潮の流れは確認できなかったのですが、それが見えなくても迫力は十分です!

左の瀬戸内海から右の和歌山湾方面へと、大河が流れるように潮が動きます。海だというのに、岩の隙間から「流れ落ちる」ように見える箇所もあって不思議です。

鳴門海峡を中心に瀬戸内海と和歌山湾側の海に明確な高低差があり、単に自然の大原則に従って潮が流れている。もしかしたらそれだけの現象なのかもしれませんが、このダイナミックな光景に圧倒され、そんな無粋な理屈も吹っ飛びます。

めっちゃ船酔いしそう

鳴門大橋の下は遊覧船や貨物船が潮の流れにのって、大きく揺れながら見たこともない速度に加速しています。貨物船の方はともかく、遊覧船の観光客は船酔いで気持ち悪くなりそうですね…(笑) まあ、見た感じある種ジェットコースターのような感覚で乗っているみたいですから、スリム満点で逆に酔わないかもですね(笑)

というか、さっきから小さい遊漁船みたいなのも潮の流れで遊んでいるので、見かけほど危険ではないのかも。

激しく荒れる海峡の真横とは思えないほど穏やか。

海峡から左の方へ視線を移すと、こんなにも穏やかな瀬戸内海が見えてきます。こっち側は海底がお椀状になっていて、鳴門海峡のところで窪みができてそこから潮が流れ落ちている、そんなところでしょうかね?

世界三大潮流の一角、鳴門海峡の渦潮。その姿に自然の偉大さと不思議さを存分に味わい、次は「うずまき」を見に来るぞと目標を掲げて、いざ淡路島に突入します。

淡路島ドライブ道中

17時前に鳴門公園を去り、一度来た道戻って鳴門北ICから高速に乗り込みます。

大鳴門橋の特大アーチを見上げながら風切って進みます!眼下には渦潮どころか潮流さえ見えませんが、気にせずガンガン行きます!

淡路島上陸後は、少しでもお金を浮かし、淡路島の風を感じるために最初のICで降ります。

といっても、今回はドライブだけで終わりそうで悲しいです。淡路島はまた今度島一周するかたちで巡りたいですね。

そんな面持ちでまずは南あわじ市の「道の駅 福良」に寄ります。ここはフェリーターミナルが併設されており、向かいには淡路人形座という施設もあります。

ここでいったん休憩です。物産館の方を歩くと、淡路島名物の玉ねぎを使った商品がたくさん。まあ、車旅に適したものがなくて何も買いませんが…(笑)

外に出て桟橋に向かうと、何やら見覚えのある帆船が!先ほど鳴門側から見えていた船がちょうど戻ってきていたようです。

グッドタイミング!早速カメラを構えます。

すると、すんでの差でカップルが先にいいポジションを見つけていたので、邪魔にならないように待っておきます。まあ、盗み見・聞きしてたわけじゃないのですが、そのカップルがとても楽しそうに写真を撮っていたので、もしかしたらいけるかもと話しかけてみます。

自分が日本一周していることを話し、一緒に写真を撮ってくださいとお願いしてみます。すると、驚きながらも快諾してくれました!

その写真がこちら!

とてもノリがいいお二人で、いかにも「関西人」って感じでした。
ありがとうございましたm(__)m

なんか3人で日本一周してるみたいで、撮ってくれた別の人も笑っていました(笑)。

コミカルでとても思い出深い一枚を受け取り、旅の激励もしてもらって二人と別れます。

次に向かうのは淡路市の「道の駅 東浦ターミナルパーク」。ここで車中泊しようと1時間ほど運転します。すっかり暗くなった19時前に着きました。

車を下りてベンチでくつろぎ、しばらくして近くのスーパーへと歩き、値引きされたお惣菜をハイエナします(笑)

そこそこの収穫を手に、車のもとに向かうと近くに別の車が停まってました。ベンチの方へ行こうとすると、そのカーテンがつけられた車から人が出てきて目の前を通りかけます。

この人たちも車中泊するのかなと思い、親近感がわいて挨拶をしてみました。しかし、完全に無視されました。まあ、暗いしよく見えてなかったんだろと、少し離れたベンチで総菜をつまみます。すると、缶をプシュッと開ける音がします。どうやら二人で酒盛りを始めたようです。

それほど気にするほどではなかったのですが、なんとなく嫌だったのでここを離れ、もう高速にのってSAまで行ってしまおうと開き直ります。これからブログも書きたかったしね。

淡路島SAについてあまり知らなかったので、いいところだといいなと願いながら夜の高速を駆けます。

サービスエリア、一抹の安寧

結論から申し上げますと、淡路島SAは素晴らしくいい環境でした!!

冒頭のように夜景はきれいだし、駐車場は広いし、お土産屋とフードコートが24時間営業なので机とWi-Fi借りてブログを快適に書けるし、致せり尽くせりです(笑)。

美しい夜景に癒される。まあ独り身なんだけどな!ガハハ!

さて、0時半ごろといい時間になってきました。

これからもう一度夜景を見て床に就くとしよう。

皆さま、ここまで読んでいただきありがとうございましたm(__)m

明日は兵庫県本土に上陸していくので楽しみです!

それではまたノシ

  1. 95㎞、2時間35分(意外とでけェんだな、淡路島って)
  2. 6035円

 

29+30日目~旅路に掲げよ藍染めの旗!丸亀からの再出発!

 

どうも、つもりんです!

5/7(土)、11時半ごろ徳島市のネカフェよりブログを書いています。

昨日丸亀市の友や街への別れを惜しみつつ、ようやく旅を再開しました。

それではなぜまた数日前に訪れた徳島市に戻っているのかというと、いろいろ感極まったことが多すぎて気疲れしてしまったので、早めに休みたかったのです。本当は昨日は車中泊をする予定でしたが、安定したところで寝たかったので徳島市の快活CLUBまで来ました(鳴門市の方にはないから)。

ぐっすり寝て回復したので、これから5/5(木)と6(金)の丸亀での今回最後の思い出を綴っていきます。

それでは今回もよろしくお願いしますm(__)m

青藍の魂

8時過ぎにゲストハウスで目覚め、トンビーさんの藍染め体験の準備を待つ傍らに車の整理やPCの作業をしていました。日本一周中旅をもっとそれらしく楽しむためのアイデアを思いついたので、それを藍染めで形にしようと体験を申し込みました。

11時半過ぎ、トンビーさんの支度が終わってこれから藍染めやるぞ!とわくわくしますが、その前に龍神うどんで昼ご飯です。ここは14時に閉まるし、藍染めの一連の工程が終わるのも時間がかかるとのことでした。

二人でそのうどん屋さんに向かうといつのも二人に加え、昨日会ったばかりの男女が忙しく働いています。この二人はうどん屋さんの友人で、家に泊めてもらう代わりに手伝いをしているようです。

まさかちょっと前に偶然きたこのうどん屋さんにここまでお世話になるとは…!
本当にありがとうございました!!

昼ご飯が終わるとうどん屋さんの一人、ひろむさんが「今夜遊んで飲もう!家にも泊っていいよ!」とありがたいお言葉をかけてくれます。

藍染めが終わるころには夕方だし、その話がいろいろと楽しみだったので今日も残ることにしよう!(笑)。

そうして一度うどん屋さんたちと別れ、いざ藍染めをやっていきます。

融かしたロウが固まり、藍がしみこまない部分ができることで好きなものが描ける寸法だ。

熱々に融けているロウを浸した筆を使って、無地の手ぬぐいに文字を書いていきます。しっかり布地に染みこませて冷やし固めることでが重要らしいので、慎重に丁寧に筆を動かします。

文字を刻みこんだら、次はいよいよ藍染めの染料「蒅(すくも)」に布を漬けていきます!

藍の色素は本来不溶性であり、そのままでは染め物に使えない。そこで、藍の葉を発酵させることで染料としたものを「蒅」といいます。(もちろんトンビーさんに受け売りです(笑))

これが満たされた大きな瓶に布を2分間ほど漬け込み、その後引き揚げて1分間空気に触れさせるのを1セットとして、それを何度も繰り返します。

蒅は発酵しているので独特の匂いが漂う。腕を上げっぱなしになるので少し疲れた(笑)

蒅は空気に触れることで酸化し、不溶性の状態に戻って布の繊維に定着します。それと同時に、緑のかかった黒い色から鮮やかな青みを帯びていきます。

15セットほど繰り返した後、余分な蒅や固まっているロウをお湯で洗い流し脱水をかけます。お湯の溜まったシンクを漂うその色はまさに「藍色」。あまりの深みのある美しさに心を奪われます…!この美しさはどうしても文章や写真ではお伝え出来ないので、ぜひご自分で藍染めを体験してください!丸亀市の「旅籠屋Tonbii」で…(笑)

その後アイロンをかけてもらって完成したのがこちらです!

この手で作り上げた旅のシンボル!!最高にうれしい!!

まさにそれはこの旅路に掲げる己の意志!

「日本一周」という「真っ白な目標」をかかげ、まるで「青い海原」を「航海」するがごとく突き進む!!

最高の冒険ロマンに血沸き、肉踊ります!!!

旅前に用意できなかったけど、今ようやく自分オリジナル、世界に一つだけの自分の「魂」とも呼べるシンボルができて感無量です!

しかも、トンビーさんはこれをプレゼントと称し、タダで授けてくれました!

ほんとうに大感謝です!!ありがとうございます!!!m(__)m

がっちりと握手を交わし、再会を約束して別れをしました。

長い夜、そして新たな人生(たび)の夜明け

夕方から明日周発するまでは怒涛の勢いで物事が進んでいたので写真があまり撮れず、ほぼ文章になります。ごめんなさいm(__)m また、そのときの心情がメインになるのでこのような見出しです(笑)。

 

この後17時ごろうどん屋さんのみんなと合流してご自宅で色々な話を楽しんだあと、汗を流すために温泉に連れて行ってもらいました。

名前は忘れたのですがお高めのところで、大変に心地よくて極楽でした!

温かい湯船に漬かりながら、丸亀で新しくできた仲間たちと過ごした楽しい日々、それまでの旅での出逢いや再会、そして旅に出る前の記憶に想いを馳せます。

自らの意志で進み、自分のペースでここまでやってきた。

そして新旧含め多くの人たちと関わり、たくさんのいい経験をさせてもらった。

まだ途中も途中だけど、旅に出てほんとうによかった!!かかわってくださったみんなと旅に出ることに恵まれた幸運に感謝しかないです。

その旅の中でも、これほど濃密な時間を過ごした丸亀を明日には立とうとしていることもあり、非常に感慨深くて複雑な気持ちで風呂を出て、うどん屋さんの家へ戻ります。

そこでは明日からの新たな旅立ちを祝い、みなさんが宴会を開いてくれました!普段はなかなかできないような、とても面白くて深い話をすることができました。ここでの経験や話は脳裏に焼き付けたように刻まれました。

2時ごろ、さすがに眠くなって先に寝させてもらいベッドを借ります。ベッドの中でも旅を振り返ります。

丸亀でいろいろな経験をして、旅のシンボルも作ったことで、まるで新しく生まれ変わったような気持ちで一杯でした。なんだかとても長いような、でも一瞬で儚いような。最高に幸せだけど、なんとなく寂しいような。

そんな想いに耽っていて、気づいたら目が覚めて長い夜は明け、いよいよ旅立ちの日です。(といっても11時過ぎですが…(笑))

最後に旅籠屋Tonbii、龍神うどん、馬場商事と特に丸亀でお世話になった人たちの元を訪ね、出会えたことへの感謝と再会の誓いを込めた固い握手を交わし、東の方、淡路島から関西に向かうルートを目指し旅立つのでした。

この丸亀の街で出逢えた素晴らしき仲間たちとの想い出。一生忘れることはないでしょう。

その想いを胸に、これからの人生(たび)を精一杯楽しんでいきます!!

 

ここまで読んでいただきありがとうございましたm(__)m

ほとんど長い文章だけの記事になってしまい、読みづらいかと思います。ごめんなさいm(__)m

ここ数日で旅のシンボルを取得するなど大きなイベントがありました。

また、ちょうど旅立ちから1ヶ月が経ったというのもあります。

ということで、冒険譚の第一シーズンは終了し、これからは第二幕、新世界編ということでやっていこうと思います!(笑)。まあ、特に何があるというわけでもないですが…(笑)

ワクワクドキドキの大冒険はまだまだ続く!!

それではまたノシ

  1. 130㎞、4時間4分
  2. 4050円 

(二日まとめて)

28日目~ゲストハウスでお手伝い!?延長決定(笑)

どうも、つもりんです!

5/5㈭12時半過ぎ、まだ丸亀市のTonbiiさんのところにいます(笑)。

前回の初来訪と合わせてゆうに1週間ほど丸亀市にいる計算になり、ほとんど市民みたいになってしまっています(笑)。

そんな丸亀生活の最中、5/4㈬の旅というには程遠い一日をお伝えしていきます。

それでは今回もよろしくお願いしますm(__)m

藍染め工芸品のお手伝い

この日はそろそろ次の目的地に出発しようと考えていました。

10時ごろ作業や整理整頓をしていると、宿主さんがやってきてある提案をしてくださりました。「部屋の掃除や工芸品の梱包とか手伝ってくれたら1日分ただにしてあげるよ」と。

お金をできるだけ節約しておきたかったし、何よりゲストハウスの業務や藍染め製品の作業を体験できるのは貴重だなと思い、二つ返事でお願いしますと頼みました!(笑)

まずは自分が泊まった部屋を含め、全部の部屋のシーツやふとん・枕カバーを洗濯し、たたみを掃いて掃除機をかけます。

次は藍染めのマスクの紐付けと梱包を手伝います。

「折り紙してね」と紙を渡され封筒上にひたすら折っていく。

和紙でできた包み紙をマスクを入れるために封筒上に折って糊付けします。

単純作業とはいえ集中してピシッとしたものを作らないとだし、そこそこ数もあったので割と時間がかかります。

トンビーさんがアイロンがけしたマスクの布に紐を通していく。

次は藍染めのマスク布にひもを通し、調節用の珠の穴にそのひもを通して結び目を作ってマスクを完成させる作業です。

裁縫用の針の大きいやつでマスクの縁にひもを通すのは割と簡単でするすると進みます。ですが珠の穴にひもを通すのは難儀で、セロハンテープでまとめて無理やり通してテープ貼った部分ごと切り落とす方法でなんとか完成させます。

トンビーさんは藍染め体験の講師で忙しそうだったので一人で頑張った後、お客さんが帰ったので二人でなんとか20セット終わらせました!

もう18時ごろだったので、この後シャワーを浴びてスッキリしました。

夜の丸亀お城まつりを旅人と共に

準備が終わったあと、不動産の馬場君たちと飲むために馬場商事へと向かいました。馬場君はお仕事中だったのですが、ソファーに通してくれて郵送物を出しにいくので店番を任されました(笑)。

数分後、浴衣姿の彼女さんと共に戻ってきました!今日の夜までお城まつりやっているのでちょうど祭りに合わせて着付けして来たようです。

この二人ともう一人のメンバーを迎えに「ウェルかめ」というゲストハウスに行きます(こちらもいいところらしいのでいつか泊まりたい!)。

夜祭りでお二人と。旅人ならではのあるある話が楽しい。

そこにいたのはスーパーカブで日本一周中のフリーランスデザイナーSEIYAさん。実は一昨日5/2の馬場商事飲み会や昨日5/3の父母ヶ浜ですでに仲良くさせてもらっていて、今日は丸亀に来たとのことでしたのでぜひ会いましょうと連絡しておいたのです(笑)。

そのゲストハウスにいくと、SEIYAさんと共に一人の大学生が出迎えてくれました。この方はよしきさんと言って、GW中に車で旅しているみたいで先ほどSEIYAさんと出会ったばかりのようです(笑)。

馬場君カップルはデートに行くみたいなので後で飲み屋で合流することになり、SEIYAさんとよしきさんと旅人男三人衆でお城まつりを歩きます。

夜もにぎわうお城祭りの中を旅の話をお互いに紹介しながら城の方へと歩いていきます。

もはや見慣れていた丸亀城だが、夜の顔はまた違った印象だ。

城門前まで来ると、高い石垣の上に佇む天守閣はライトアップされているし、石垣方見下ろす夜景もきれいなことでしょう!

ということで、城の間際まで上りましょうと三人で急な坂を上って行きます。

そうして息をやや切らして汗ばみながら写真を撮ったのが冒頭にもあげた城の姿です!

ライトアップされた城ももちろん、見下ろす夜景も絶景だ。
遠くの瀬戸大橋もライトアップされてて美しい。

下からは青く、横からは黄色に照らされており、幻想的な姿が闇夜に浮かびます。四方の丸亀市周辺の夜景も素晴らしく、疲れながらも上った甲斐がありました!

丸亀を飲み歩く

城の石垣から降りたころにはもうお腹ペコペコだったのですが、お祭り終了は20時だったので屋台は店じまいを始めていました。

仕方ないので、デートが終わったカップルと合流してお店へと向かいます。途中、SEIYAさんのお友達で隣町の琴平で働いているとーいさんも加わり(馬場君たちはすでに知り合い(笑))、こじんまりとした町はずれのバーにやってきました。

昼間通ったら飲み屋だとは気づかないだろうな…(笑)

この5人がけの小さなバーは「Jack LAB.」といい、昼間は水族館に勤めるマスターが夜の間だけ開いているお店です。

6人で押し掛けたので、ぎゅうぎゅう詰めになりながら乾杯します!(笑) マスターさんの出してくれるお酒はとても飲みやすく、みんなよく飲むので話が盛り上がります。

一通り飲むと、カップルとよしきさんは朝が早いらしく先に帰りました。再開を願って別れた後、それと入れ替わるようにまた別の、この店の常連らしいカップルがやってきました。ひでおさんとそらさんという方で、前回のMIROCBEERで話してはいなかったけど見かけてはいたお二人です。

二人にも旅の話をして楽しみ、ハイボールをおごっていただけました!その後割とすぐに、またふらりと丸亀の街へと歩いて行かれました。ごちそうさまでした!

残こされたぼくら3人はまだしっかりとした食事を取っていなかったので、同じくどこか別の店に行くことにします。

「0番地」のおやどりスタミナ焼き。
噛み応えのある鶏肉ににんにくのパンチがガツンときいている。

まずは「0番地」という居酒屋で飲みなおして料理をつまみます。飲みながら二人がいろいろな話をしてくれました。

SEIYAさんととーいさんは大学の同級生だったけど在学中はあまり交流がなく、お互いに旅に出たり今の仕事をしていくうちにまた引き合わせられたという話でした。

こんな不思議なめぐりあわせがあるから、やっぱり旅って最高ですね!現にぼくもこの飲み以外にも、丸亀市だけでなくいろいろな場所で素晴らしい出逢いをしてきましたから!(笑)。

最後には「よなきや本舗」という0時開店の(!!)ラーメン屋さんで〆て二人とわかれました。どちらのお店でも多めに出していただき、ほんとうに感謝です!ごちそうさまでしたm(__)m

このお二人にもまたどこかで会いたいなと楽しみな思いで夜道を一人歩くのでした。

「よなきや本舗」の讃岐ラーメン。うどんではないよ!(笑)。
飲んだ後にうれしい優しく身体に染みるようなダシだ。

 

ここまで読んでいただきありがとうございましたm(__)m

5/4(水)はこんな感じでずっと丸亀市にいました!(笑)

実はこの記事を書き上げたのは5/6(金)現在で、結局今日やっと丸亀を出発するところです(爆笑)

昨日5/5(木)についてはまた後程記録していきます。

それではまたノシ

  1. 1.7㎞、19分(4.4㎞、1時間16分歩きました(笑))
  2. 2760円

27日目~丸亀リターンズ with 丸亀メンバー

どうも、つもりんです!

結局今日5/3㈫も丸亀市のゲストハウス、トンビーさんに泊まることになり、飲みとか行って22時半ごろになりました。

今日は前回できた友達とはもちろん、新しく巡り逢えた人たちとも楽しい時間を過ごせました。

それでは今回もよろしくお願いしますm(__)m

丸亀お城まつりを歩く

この日は9時ごろ目を覚まし、朝食どうしようと思いながら作業をしていました。

丸亀城とその前の道路で「丸亀お城まつり」が今日から始まるということで、それに行くなら軽くで済ませようとも思っていました。

すると、宿主さんが起きてきてうどん行こうと誘ってくれます。なんでも、昨日ぼくが掃除を手伝ったお礼におごってくれるみたいです!

やったぜとガッツポーズをして「こだわり麺や 丸亀田村店」へ向かいます。

おごってもらうときは値段覚えてないのよくない(´・ω・`) ごちそうさまでした!

かけうどんに季節のかき揚げとえび天をつけていただきます。うまい!うますぎる!

讃岐うどんは10日ほど前に香川を去った以来食べてなかったので、この麺のコシとお汁のダシが恋しくてたまりませんでした(笑)。これは完全にうどん県民に染まってきてますね(笑)。

さて、一度宿に帰ってきて作業の続きをキリがいいとこまで終わらせ、それから人で大いに賑わうお城まつりへと繰り出します!

ちょっとした出店やバンドライブもあって、商店街からもすでにお祭り気分だ。

祭り会場へは丸亀浜町商店街を突っ切っていくのですが、会場に向かう前にあるパン屋さんへと立ち寄ります。

そこは「BAKERY TRE API」というお店で、前回の丸亀市滞在中に宿で会った方が働いているとのことだったので遊びに来たのです。

マップ見て歩きスマホしてて店の前に来ても気づかなかったぼくに、出店の売り子をしていた彼女が声をかけてくれます。

今日はパン屋さんとしてはお休みで、お菓子屋さんとして出店してるようです。

まるで絹のような滑らかさで、これはプリンなのか?と疑問がわく舌ざわりだ。

生絞りモンブランが推しだったみたいだけど1000円は厳しかったので、400円のプリンをいただきました。濃厚でなめらかで最高においしい!

忙しそうだったのであまり話せませんでしたが、例の店員さんに徳島で買ってきたお土産を渡し、祭りの喧騒の方へと足を運びます。

まさに「丸亀お城まつり」。祭りの活気と熱気が城下を覆う。

会場の方へと抜けると、たくさんの人々に様々な出店、そしてそれを見下ろすかのような丸亀城が見えてきます。

コロナの影響により2年ぶりの開催だったらしいのですが、それを感じさせない「祭り祭り」している雰囲気で歩いているだけで楽しいです!

魅力的でおいしそうな出店がいくつもあったのですが、先ほどうどんとプリンを食べていたので見るだけに留めます。

久方ぶりのお祭りを楽しむ人々の声を背に聞きながら会場を後にしました。

大道芸人による路上パフォーマンスもあり見ごたえがあった。

父母ヶ浜の最高ロケーション!

宿に戻る前に龍神うどんによって挨拶しておこうと行ってみると、店の外まで長蛇の列が。祭りで人出が多くなって、こちらの方までにぎわっているようです。

さすがに店員さんたちは忙しそうなので、また後で会うだろうと立ち去ろうとしました。

すると、見慣れたアフロ姿を店の中に見つけました。ちょうど馬場君たちがうどん食べに来ていました。話しかけてみると、昨日馬場商事で一緒に飲んだメンバーの何人かと西の三豊市の方へ行くみたいです。

ぼくも間髪入れず同行することを伝え、宿で準備をして三豊市の「父母ヶ浜」へと向かいます。

砂浜と遠浅の海が広がり美しい景色が見渡せる。

みんなと合流して海の方を見渡すと、その絶景に息を飲みました。

ここ父母ヶ浜は夕陽が美しいスポットで知られているみたいですが、昼間でもこのようにきれいな景色を望めます。この絶景は地元の方々の地道な清掃活動の上になりたっているところもあるようで、素晴らしい取り組みだと思います。

演技派の紙芝居おじさんが熱演していた。カフェやサウナまであってとてもいいところだ。

ボランティアで紙芝居をやっているおじさんのライブを観賞し、馬場君も紙芝居に挑戦していました(笑)。

その後は温かい日差しと爽やかな海風を浴びてしゃべりながら散歩し、しばしくつろぎの時間です。ぼくにとってはまだ出会ったばかりのみんなでしたが、すごくフレンドリーに話ができてうれしいです!

最後にみんなで写真を撮って解散しました。最高に楽しかったです!ありがとうございました!

楽しいメンバーとパシャリ!最高の思い出です!

MIROC BEER 再び

父母ヶ浜からゲストハウスに16時半ごろ帰り、残りの作業をしていると宿のお客さんらしき方がいらっしゃいました。

話しかけてみると地元の方で、ここに泊まりに来ている友達に会いに来たとのことでした。そのお友達が出先から帰ってくるまでいろいろ教えてもらいました。どうやら香川では冬にフナを食べる文化があるようでとても興味深い!

そんな話をしていると件のご友人が帰ってきました。東京から来られているみたいで、これから地ビール酒場「MIROC BEER」にディナーに行くみたいです。

そこはぼくも前回訪れており、今回も行きたいと思っていました(笑)。そういうことで、このお二人のお姉さま方と一緒にむかうことにしました。

ビールとフィッシュアンドチップスが英国の雰囲気を出している。もちろんどちらも絶品!

18時半ごろでしたが店はすでにほぼ満員で、即席のカウンターを作ってもらって三人で座ります。

乾杯をして料理をつまみながら話に花を咲かせます。お二人とも日本一周について興味津々に話を聞いてくれ、とても楽しんでいただけて僕もうれしいです!

割といろいろと正直に話していて、パン2枚しか食べない日もありますよと笑っていたら、東京の方は「今回は私が払うからしっかり食べて!」とありがたいお言葉をかけてくださりました!また、地元の方は占い師をやられているようで「旅の無事成功を祈ってこれを渡します」とお守りを授けてくださりました!

本当にありがとうございました!!m(__)m

初対面のお二人とMIROC BEERで。感謝カンゲキ雨嵐です!

こうしてよき出逢いに恵まれていることに感謝し、夜道を歩いて宿に戻っていくのでした。

 

ここまで読んでいただきありがとうございましたm(__)m

5/3㈫は以上となります。

実は今は5/5㈭で、まだTonbiiさんところにいます(笑)

今日には昨日分も書き上げて出発しようと思います!!

それではまたノシ

  1. 64㎞、2時間17分
  2. 3100円