つもりんの日本一周珍道中

休学院生のワクワクドキドキ日本一周物語

43日目~駿河湾 霞隠れの 富士の山

どうも、つもりんです!

5/20(金)9時前、富士市の快活CLUBにてブログ執筆を行っています。

先ほど朝日に照らされた富士山を望み、非常にテンションが上がっております笑

 

さて、今回のお話は、昨日5/19(木)の駿河湾沿いの旅の軌跡についてです。

それでは今回もよろしくお願いしますm(__)m

 

焼津のマグロを堪能す。

島田市の快活CLUBを11時半過ぎに出発し、40分ほどかけて焼津市の港にやってきました。

車を停め、水産物の直売所やレストランの複合施設「うみえ~る焼津」に入ります。

左の建物は海洋深層水を使ったセラピーやプールがある「アクアスやいづ」。

ここ焼津シティは、全国でも有数なマグロ類の水揚げ港で、水揚げ地ならではの質の良い、美味しいマグロが低価格で楽しめる、最高にグッドな街です。

というわけで、この施設の2階にあるその名も「マグロ茶屋」という海鮮食事処で、昼は豪華にマグロ食べようという作戦です!

 

その前に1階の「ヤイヅツナコープ」というこれまたマグロ推しの直売所を見学してみましょう。

キハダにミナミマグロ、ビンナガといったマグロ類の刺身が、かなり格安で売られています!

とろが入ってても高くて600円ほど!ここがお魚天国、夢のオールブルーだったのか?

どれも身がてかって新鮮そうで、とろにはしっかりと脂がのっていてうまそうです!

 

と、刺身コーナーのすみっこにはマグロ丼もいくつか置いてあります。

その金額なんとひとつ500円!!

さすがにミナミマグロは赤身・とろともに入っていませんが、キハダの赤身とビントロがみっちり酢飯を覆っています。

 

上のレストランよりもこっちで買って、海でも見ながら食べたほうがいろいろお得じゃね?と作戦変更です!笑。

マグロ丼ひとつと、寿司飯150円にミナミマグロとろ入り刺身600円を買って外に出ます。

 

君らには絶対に渡さんぞおおおお!

よさげな場所がないか探しますが東屋的なものはなく、強めの風が吹くし上空にはトビの群れがこちらを見下ろしてます。

これはたまらんと、うみえ~る焼津に戻って風と略奪者をしのげるベンチに腰を据えます。

そして、マグロ統一ランチを楽しみます!

500円のマグロ丼には思えない、最高のうまさ!

まずは出来合いのマグロ丼からいただきます人。

赤身はマグロ特有のうまみが強く、鉄味も相まってキリっとした味わい。

対照的に真っ白なビントロは、口に含んだ瞬間まさにとろけて、じゅわっと脂が染み渡します。

うんまい!!

あっという間に完食し、第二回戦に突入します。

これでも750円ってどうなってるんだ…笑

こちらは寿司飯にミナミマグロ刺身を組み合わせたのもので、ミナミマグロの赤身、中とろ、大とろまでのっています!

赤身は先ほどのよりも、より濃厚なうまみが舌に絡みます。

中とろは、ほどよい脂のりと身のうまみのバランスが取れていてずっと食べていたいお味。

そして、大とろは口の中でスッととろけ、うまみと幸せの花吹雪が脳内を舞います!笑

 

しめて1250円。

マグロにしてはかなりの低価格で、十二分に満足しました!

ここに移住しようかな?笑

 

冗談はさておき、お茶を飲んで一息つき、今度はお土産売り場の「やいづとくさんプラザ」を見学してみます。

ツナ缶ってここらが発祥の地だったんですね~。

マグロの「かま」や「ほほ肉」の加工品の真空パックやツナ缶など、こちらには日持ちがする系の商品がたくさん!

さすが焼津市といったところでしょうか。

すごいパワーを感じます!笑

 

その後、ここから富士山見えないかなと散歩しますが、霞みでよく見えないのでどんどん近づいていくことにします。

このモニュメントの名はずばり「焼津ウェーブ&カツオベル」。マグロじゃないんや…笑

カツオの頭を模したベルをひとり寂しく鳴らし(笑)、次の目的地「日本平」へと向かいます。

 

無念の日本平

ここ焼津港からちょうど1時間ほど、名勝地「日本平」へと向かっていきます。

途中、焼津港の大型漁船や広大な競り場が車窓から見え、マグロやな~と小学生並の感想をつぶやきます笑。

 

40分ぐらい東へ走ると、静岡市に入ったので駅だけでも撮っておきます。

浜松駅の方が大きいし、周辺も栄えてますな。

県庁所在地は静岡市ですが、浜松市の方が街の規模が大きかったですね。

今ブログ書いて調べなおすまで静岡県の県庁所在地は浜松市だと思っていたのは、みんなにはナイショダヨ。

というか、とりあえずでも静岡駅の写真撮っててよかったですわ笑

 

大きくて撮りどころがよくわからない。
もちろんきれいな建物で、おしゃれなラウンジも入っているよ!

ここから20分ほど行き、16時過ぎに「日本平」につきます。

高台の方には「日本平 夢テラス」という、最近建造された真新しくておしゃれな展望台があるので、早速上がってみます。

ここからも富士山は見えないのう…

しかし、富士山があるであろう方角を見てみると、そこには霞んだ駿河湾が見えるだけです。

目を凝らしてじっと見つめると、かすかな稜線がぼんやり見えはしますが、ここまで来たのに残念です…(´・ω・`)

北に見えるのは「南アルプス」の竜爪山や富士見岳か。

仕方ないので、「見えないのう…」と言っている写真の右側の彼方に写っている、名勝地「三保の松原」へ向かいましょう!

 

不屈の三保の松原

日本平を旧道の「日本平さくら通り」を下り、一面の茶畑を望みながら進んでいきます。

広大な茶畑から。伊豆半島は割とよく見えるのになあ…(´・ω・`)

30分ほど運転して、名勝地「三保の松原」へとやってまいりました。

日本平もでしたが、駐車場無料がとてもありがたいです。

 

駐車場から順路を辿ると、やたらくねって地を這うような松が生える松林のなかに入っていきます。

天女の羽衣伝説がこの地に伝わる。

普通の海岸の松林とは違う感じで、見た目が新鮮です。

ここからさらに海岸へ抜けると、日本で最も深いとされる駿河湾の海岸が目の前に広がります。

 

しかし、ここでも霞が厚く、富士山はぼんやりとしか確認できません。

どちらにせよ山梨県へ向かうときは富士山沿いに運転するので、これから見れはするのですが、やはり海から見える富士山も見てみたいなと思っていたので残念です(´・ω・`)

ここからも、富士山は見えないのう…

砂を蹴りながら松林に戻り、「神の道」と呼ばれるずっと伸びる松の道を見て元気を取り戻し、夕暮れの中今日最後の目的地「薩埵峠」へと向かいます。

まさに「神の道」!駆け抜けたら気持ちよさそうだ。

 

出逢いをくれた薩埵峠

三保の松原から40分ほど、やや渋滞気味の国道1号線を進み、脇道に入って件の峠に到着します。

ここは日本平と同じく、旅の師匠から教えてもらった場所で、結構ローカルなスポットみたいです。

その証拠というか、坂道の舗装がでこぼこで、大きな穴も空いてるところがあって運転しにくかったです。

 

ここも撃沈だ…笑

峠の駐車場にやってきて、富士山の方角を見渡しますが、やはりその雄姿は霞に隠れています。

残念さを噛みしめ写真だけ撮って帰ろうとすると、こんな辺鄙なところに県外からの車が。

出てきた男性は「日本一周!」のステッカーをみて笑顔で挨拶をしてくれたので、こちらもあいさつをして話しかけてみます。

 

このお兄さんは以前数回に分けて日本一周をしていた旅好きの人で、今回も関東から東海、近畿の方へと旅をしている最中とのことでした。

これも何かの縁だと思って、この辺りの名物や名所について質問してみると、いろいろ教えてくれます!

 

そんな感じでしゃべっていると、また別の車が停まり地元のおじいさんがこちらに歩いてきます。

この方も昔九州一周など旅に出かけていて、今日はここから夜景を撮りに来たとのことです。

3人寄ればなんとやらという感じで、お2人と写真を撮らせてもらいました!

ありがとうございましたm(__)m

薩埵峠の碑の前で。ありがとうございました!

その後帰ろうとすると、「こっちの奥は見てきた?」とおじいさん。

三人でその方角に果樹園の道を突っ切っていくと、こちらにも展望台が。

眼下には駿河湾沿いに、国道1号線東名高速東海道本線が一堂に会し、交通の拠点となっているところが見渡せます。

左から東海道本線(鉄道)、国道1号線、そして右奥が東名高速
絶え間なく車両が行きかう交通の「大動脈」だ。

富士山は見えないけど、これはこれで見ごたえがあっていい景色です。

何より、お2人と偶然ここで出会えたことが嬉しかったです!

そして、夜景を待つおじいさんに別れを述べ、駐車場でお兄さんの車を見送り、すっかり暗くなった富士市の方へ国道1号線を走っていくのでした。

 

ここまで読んでいただきありがとうございましたm(__)m

昨日分の旅の報告は以上になります。

富士山は満足に見れなかったけど、しっかり楽しい旅路でした!

 

時は11時前。

意外と早く終わったので、これからシャワーを浴びてスッキリして、富士の裾野を抜けて山梨県へと向かおうと思います!

それではまたノシ

 

  1. 86㎞、3時間22分
  2. 5080円