42日目~山に海に駆けまわれ!遠江の絶景巡る旅!
どうも、つもりんです!
5/19(木)の10時前、島田市の快活CLUBよりお届けしています。
昨晩は前回のブログ投稿後に就寝し、8時ごろ目を覚まして今に至ります。
ブログを書いていると12時間以上快活CLUBに居座ることになり、なかなか旅が進まないこともあって気持ちに焦りが生じます。
でも、なんだかんだ記事を書くのは楽しいので、旅した数日以内にちゃんと更新していこうと思います!
さて、今回の冒険の旅路は静岡県西部。
古に「遠江」と呼ばれたこの地を、山に海にとドライブしていきました。
どこもかしこも絶景の遠江、どうぞお楽しみください!
それでは今回もよろしくお願いしますm(__)m
寝覚めよきかな浜名湖よ
7時半ごろ、すでに昇った朝日を浴びて起床しました。
車内はもわっとした熱気があり、寝間着も汗ばんでいます。
車外にでると、日差しは鮮烈で気温も熱いぐらいで、ほとんど夏のような気候でした。
そして、明るくなってその全貌が明らかになった浜名湖は、水面が美しく揺蕩います。
青く澄み渡る湖面と空は、目が覚めるように爽やかです。
湖の中ほどではジェットスキーとウェイクボードが水面に遊び、波を立てて一筋の白線を描きます。
船が過ぎ去った後は、車内を整理して熱気を逃がすために窓を少し開け、SAのベンチの方で朝食にしましょう。
この雄大な景色を楽しみながら食べる湖畔の朝餉は、最高に乙なものです!笑。
ごちそうさまの後はこの辺りを軽く散歩して湖畔をさらに楽しみ、車内に戻って今日ドライブするだいだいのルートを検索します。
ちょうどその時旅の師匠から連絡が来て、周辺のオススメスポットをいくつか教えてくれました。ありがとうございますm(__)m
それらもルートに加え、10時ごろ浜名湖SAを出発しました。
山中の月面探査
まず向かうのはずばり「月」!
といっても夜空に浮かぶ、あの真ん丸な地球の衛星のことじゃあありませんよ笑。
「ネタとして優秀だから行ってみて!」という話で面白そうです!
急流の大河「天竜川」沿いにドライブし(この川名がカッコいいので運転してみたかったからちょうどいい笑)、山々しい景色に入ってきます。
SAから1時間後、その「月」までの道のりを表す看板のところまでやってきました。
ここは天竜川のダムの畔の分かれ道で、右の方は「船明隊道」というトンネルになっていました。
その手前にあったスペースに少しだけ停車させてもらって、このようにユーモア溢れる写真を撮ったわけです笑。
「月」には何があるのか?
そこにはどんな光景が広がっているのか?
「月」面探査車つもりん号、「月」の謎を解明するべくいざ出発です!
ダム沿いをさらに進み、でこぼこ山道の林を抜け、ようやく「月」へ降り立ちました!!
「月」にはなんとびっくり!水も植物も、さらに民家に看板まであります!!!
まるで我が母星、地球みたいだ!!!!
ってただの地名やないかーい!!
ありきたりのノリツッコミをかまして、看板でも撮っておきましょう笑。
というか、ここ浜松市の天竜区に属するみたいですが、浜松市広すぎるし都市と田舎のバリエーション豊富すぎね?
なんとなく「区」にはがちがちの都市をイメージしていたので、こんな山中が「区」の一部というのは目からうろこです!(笑)
「月」の正体をしっかりこの目で確かめたところで、ここからさらに山奥の目的地へと向かうのでした。
金の聖門 天の神域
ダムからまた清水流れる急流にかわった天竜川を眺めながら、林の中をぐねぐね曲がっていきます。
林を抜けて開けた道に抜けてすいすい飛ばしていき、Google先生の右折の指示とともに大きな石造りの灯篭が二つ、どんと構えています。
ここは雲名橋前の「秋葉神社 大灯篭」。
ここを通り抜け橋を渡り、これから向かうのは「秋葉山本宮秋葉神社」。
険しく急勾配で崖側だろうがガードレールなどない、まさにスーパーな山道をゆっくり気をつけて登って行きます。
そして「月」から約40分ほど、でっかい鳥居とこれまた大きい狛犬の像がある神社の駐車場にやってきました。
伸びや屈伸をして体をほぐしたあと、両側に「常夜燈」がずっと並ぶ石段を上って行きます。
そこそこ急な段を上りきり、少し上がった息を整えて額の汗を拭うと、目の前に色鮮やかで立派な、そして神々しい門が現れました。
四神の木像を頭上に仰ぎながらくぐりぬけ、さらに石段を、今度は軽やかな足取りで一段飛ばしで駆け上がります。
あと一息というところなので、気持ちも軽くなります。
階段を上り切ると、石畳の広場が広がり、茶屋や社務所が見えてきます。
手で火照った身体を仰ぎながら平らで楽な道を少し進んで、手水舎で手を洗おうと社の屋根の下へ入ります。
すると、御手洗の水は枯れていて、代わりにこのようなものが置かれています。
清水の代わりに、この火打石と火打金を使って起こした火花で身を清めるみたいです。
さっそく左手に火打金を持って固定し、右手の火打石をかすらせるように数回こすりつけます。
煌めく火花が迸り、そして瞬く間に消えていきます。
まるで夜空を翔ける流星のようです。
儚くも美しい輝きを持ってして身を清め、本殿の方を参拝します。
石段をまた上って本殿の方を見上げると、なんと神々しい黄金の鳥居があるではありませんか!
金ぴかなので幸運や金運がアップしそうです!笑。
さっそく近くにいた白い帽子のお姉さんに写真を撮ってもらい、そのお返しにお姉さんも撮ってあげます。
いい感じの写真を撮ってもらえてうれしいです!
ありがとうございました!m(__)m
本殿のお賽銭箱に小銭を投げ入れてお参りをした後、美しい風景を見下ろします。
いと絶景なり…!
まさに「神域」、聖なる存在の視点といった感じで鳥肌が立ちます笑。
この光景を目の当たりにして、社務所の方で面白い伝承が説明されていたのを思い出します。
ここ秋葉山には天狗伝説が残っており、天狗たちが修行していた地だと言われています。
なるほど確かに天狗がいるとしたらこのような山に住んでそうな、それほどこの光景は素晴らしくて神々しいですね笑。
その天狗伝説にあやかった願掛けの儀式が体験できるようにもなってます。
今回ぼくはやりませんでしたが、ここに来たら天狗の気分を味わうのも一興かと思います。
そんな空想上の山の住人たちに想いを馳せ、石段を下りて車に乗り込み、この聖なる山を下りていくのでした。
険しさに 負けじと林道 登りきり
見上げる鳥居と 神の使いの 門を通りて駆け上がる
息を切らして石段上り 吠える四神を頭上に崇め 身を清めるは煌めく火花
神の社の御前には 聖なる金色佇んで
空の蒼さに 緑紅の葉々が 鳥居とともに眼に映える
そして見下ろす森の中 夢か現か幻か
風に揺れる葉擦れの中に
宙舞い遊ぶ天狗たちの 羽音をかすかに耳に聞く
やんややんやの喝采を 山の民たち響かせて
清水流れし天竜川を
はるか眼下に見下ろすは
『金の聖門』『天の神域』
その地の名前は
意外とアツいB級グルメ!浜松餃子を食べに行こう。
秋葉山を下りて次に向かうのは餃子屋さん。
実際にここに来るまで知らなかったのですが、浜松市は「浜松餃子」と銘打たれるほどの全国有数の『餃子のメッカ』と言われており、浜松市民はたくさん餃子を食べまくるようです!
浜松餃子については、その歴史と特徴、おすすめ店舗までアツく紹介している特設サイトがあったのでそちらを参照してください。
調べればすぐに出てきますし、結構事細かく浜松餃子の歴史が書かれてて、なぜここまで餃子文化が発達したのかまとめられてて面白いですよ!!(URL貼っていいのかわからないから丸投げ)
さて、そんなこんなで下山後30分ほど。
天竜区の街へ降りてきてこの辺で有名みたいな「福来軒」にやってきました。
ここのフードメニューは餃子のみの一本勝負!
レビューも絶賛のあらしで期待が高まります。
14時過ぎにその暖簾をくぐると、店内はがらんとしていています。
今日は空いてるのかなと思っていると、女将さんが出てきて「息子が肩を痛めていてこの頃仕込みが少なくなってて、今日の分は売り切れました。」との話。
残念ですが仕方がありません。
お大事にと戸を閉めて、次の店を探しましょう。
この後浜松駅に向かうのでこのルートならどこかにあるでしょと、ナビをつけずにドライブしていると、ありました「浜松餃子」の看板!
さっそく車を停めて店内に入ります。
ここは「五味八珍」。
創業51年の老舗中華ファミレスチェーン店です。
ここのボリュームたっぷり「餃子ランチ」の「つけ麺セット」を頼みます。
すると、中国の人が卒倒しそうな組み合わせのお盆が目に置かれました笑。
餃子には浜松ものの特徴である「もやしの付け合わせ」が乗っています。
パリッとジューシーな餃子の後に、さっぱりとしたもやしが嬉しく、なるほどベストな組み合わせだと、美味しさと工夫にうなずきながら食べます。
完食後15時すぎに店を出て、浜松駅へと向かいます。
途中、強烈な眠気を感じたのでセブンで仮眠しコーヒー買って、16時過ぎに浜松駅に着きました。
周辺の写真を撮って(上の写真の左の塔は「アクトタワー」か)、これから行けばちょうど夕陽が沈むころに到着できそうな「御前崎灯台」へと向かいます。
黄昏の御前崎
浜松駅から2時間弱、夕陽が沈まんとす御前崎へとやってきました。
急いで夕陽が見えるスポットへ向かわねば!
駐車場に車を停め、すぐそこにそびえる御前崎灯台を後回しにし、西方の夕焼けを頼りに駆け足で向かいます。
薄暗くなった林を抜け、汗水垂らして「潮騒」と名付けられた像が立つ展望台にやってきました。
しかし、時すでに遅し。
岬から続く緩い丘に夕陽は沈み、残った夕焼けが虚しく空を染めます。
時間もそうですが、地形についても見込みが甘ちゃんでしたね…笑
惜しい気持ちを振り払い、今見える光景を楽しみます。
夕焼けに染まる空のグラデーションに「潮騒」のシルエットが映えていい感じです!
波がずっと打ち寄せる海岸の方を見渡すと、薄暗い水平線に潮騒の調べが響き渡ります。
さて、完全に陽が落ちるまでに駐車場に戻りましょう。
さらに暗くなった来た道を戻ります。
もちろん出発の前には、御前崎灯台の白亜の巨塔を見上げて、海を照らす回転灯が回るのを観察します。
そしてしばらく黄昏て、暗くなりゆく夕焼けを背にこの地を去るのでした。
ここまで読んでいただきありがとうございましたm(__)m
5/18(水)の冒険の記録は以上となります。
山に海にと立体的に静岡西部を征く、楽しい旅でした!
そして今は5/20(金)の午前5時前です!笑
2時ごろ起きたので、もうこのまま起きておいて5/19(木)分も書いて、途中朝日に照らされる富士山でも見れたらと思います。
それではまたノシ
- 172㎞、5時間18分
- 1767円 (すごくね?笑)