つもりんの日本一周珍道中

休学院生のワクワクドキドキ日本一周物語

24日目~初めての競馬観戦!

どうも、つもりんです!

21時半ごろ、道の駅 キラメッセ室戸の車内よりお届けしています。スマホのデザリングって便利ですね~。通信料ヤバそうですが…(笑)

ファミレスで書くことも考えたのですが、この辺りにはファミレスはおろか、一番近いコンビニも4㎞も先にしかありません(笑)

そもそもこの辺り、高知の東端室戸岬周辺は大きい道路が国道55号の一本しか通っておらず、20㎞ほど先に国道493号があるという、なかなか辺境の地です。

津波来たら山に登るしかねぇ!って感じです(笑)。

さて、今回の旅路に関してですが、初動が遅すぎたのもあってタイトル通り競馬観戦したぐらいになってしまいました。

あんまり旅っぽくないかもしれませんが、今回もよろしくお願いしますm(__)m

競馬の前に高知駅

今日高知市の快活CLUBを出たのが16時ごろ。大遅刻も大遅刻です!さすがに寝すぎた!

本来午前中には高知競馬場に行く予定でしたが、そこにつくのは17時ごろになりそうです。しかし、今日やっているレースは16時出走でそのあとも何走か行われるらしい。

当初、競馬場だけ見学して次に向かおうかと考えていたので、これはもうレースもみちゃおうと前向きに考えます。

さっそく高知競馬場へと向かいます。と、その前に高知駅へ迂回してしっかりと写真に収めます。

JR高知駅の南口。その前にはとさでん交通路面電車駅がある。

南口側からみて左手には、高知を代表する三人の偉人たちの像が西日に照らされています。凛々しくて勇ましい。

左から、武市半平太坂本龍馬中岡慎太郎の像。

写真を撮るだけ撮ってせわしなく車を出します。

ここから30分ほど運転し、高知競馬場に到着しました。

愛された無勝の名馬が駆けた地

四国唯一の競馬場でもある「高知競馬場」。

ここ高知競馬場は、全国に15か所ある地方競馬場のひとつ。地方競馬場っていうのはその名の通り、地方の競馬組合や自治体が経営する競馬場です。

地方があるならその対になるのは中央競馬場で、こちらは実質国が経営している競馬場です。ちなみに北九州市にいるときに訪れた小倉競馬場中央競馬場になります。

もちろん、というと少々表現が悪いのかもしれませんが、中央と地方ではそもそも規模が異なります。中央の方が強い馬が出走して盛り上がりますし、G1といった最高グレードのレースもほとんどこちらで行われます。いつか、G1の大迫力のレースを生で観戦することがぼくの一つの目標でもあります。

じゃあなんで地方競馬場のここに来たかというと、そもそも競馬場で生の競馬を見たことがなかったし、1頭のある名馬が走り続けた地でもあるからです。

その馬の名は「ハルウララ」。現役113戦0勝という戦績で、現役中一度も一位を取れなかったといいます。競走馬としては致命的だったけど、小さいながらもひたむきに走る姿や何度負けても走り続ける姿が人々に勇気を与えたため、違う意味での「名馬」として愛されていました。

長くなるのでここらにしますが、そのハルウララが現役時代を走りぬいた競馬場をこの目で見てみたいなと思っていました。

うきうきで上の写真のゲートを通って場内に入ります。なぜか無料で入れてラッキーです(笑)。

さっそくギャラリーの方へ行くと、ちょうどファンファーレとともに出走準備が始まり、馬と騎手がゲートに入っていくの行くのが見えます。

ゲートが開く前に手ごろな位置を見つけて出走を見守ります。

ゲートに収まる人馬。出走の合図をじっと待つ。

ゲートが開くと同時にドドドと猛る蹄鉄の音と軽い地響きがスタンドまで伝わってきて、めちゃくちゃ興奮します!!これが生の競馬か!!テレビでみるのとじゃ格が違ェ!!

気持ちの高揚も束の間、馬群はあっという間に目の前を駆け抜け、向こう正面→最終コーナーと回ってきます。

最終コーナー曲がって最後の直線に入ったところ。
うまく撮れなかったが躍動感は十分かな?(笑)

ラストの直線で逃げ切ろうと必死に粘る先頭。それに負けじと追いすがる2番手、3番手。怒涛の追い込みを仕掛ける後方手。

その雄姿に感動します。

出走表とか見ていなかったのでどの馬が勝ったのかわかりませんでしたが、とてもアツいレースでした!

そのように感動に震えていると、何やら観客たちがスタンドの裏にぞろぞろと向かっています。

何事かと後をついていくと、楕円形の広場が見えてきます。奥の方からは次のレースに出走する馬たちがひかれてきて広場をぐるぐると回ります。

合図もなしに各馬ピッタリ止まった。この後ジョッキーたちが馬の元へ駆け寄る。

そう、ここはパドックと呼ばれる場所で、ゆっくり何周か回り歩く馬たちを見ることができます。なぜこんな場所があるかというと、各馬の歩き方や振舞い方、けづやの良さなどから調子を見極め、馬券を賭けるのに最適な馬を選ぶためです。

もちろん、レースの結果はパドックの様子だけじゃわからないと思います。

ですが、素人目に見ても「なんかこの馬気合入ってるみたいだから勝つんじゃないか?」と思った馬が、実際に1位を取っていてすごかったです!

ゴール手前で追い上げて先頭でゴールに入っていったのを見て感動しましたし、何より自分の予想が当たって嬉しかったです。あ、もちろん馬券は買っていませんよ!(笑)。

と、まあ素人なりにもパドック情報はかなり重要だなと思いました。

たくましくてしなやかな身体つき。名前を憶えてなくて残念だ。

2回目のレースが終わってから、例のハルウララについて何か展示物はないですかとインフォメーションのお姉さんに聞くと、3階にハルウララの模型があるとのこと。

エレベーターに乗って行ってみると、おおよそハルウララには見えない馬の模型があります。ハルウララの現役時代がもう20年近く前の話なので、以前あったという展示物はもう片付けられたのかもしれません。

これはハルウララじゃないでしょう!(笑)

ハルウララについて、何か展示がないかと来ていたので残念です。

しかたないので次のレースまで観戦してきます。

人馬一体となって1位を目指すその姿はカッコよくて憧れる。

走るのが思ったより速くて、相変わらずうまく撮れませんでしたが、しっかりとこの目で楽しむことができて満足です!

帰り際に夕暮れに赤く染まるターフを見つめ、無勝のハルウララが駆け抜けたことにしみじみと想いを馳せます。

全く勝てなかろうがあきらめずに走りぬき、113戦も出走して故障なしで現役を引退したハルウララ。その生きざまには僕も勇気づけられました。

まだ千葉県の牧場でご存命とのことなので、機会があったら今回の旅中に合いに行こうと思います。

競馬はやはりドラマチックだと新ためて感じながら高知競馬場を後にするのでした。

 

ここまで読んでいただきありがとうございましたm(__)m

短いですが、今日4/30㈯分は以上です!

高知競馬場を出てからは薄暗い中を2時間ほどドライブしてきただけなので、書くことも写真もないです!

車内でパソコン作業をして窮屈でしたが、今日中に終わってよかった。

じゃあ、また明日お会いしましょう。

それではまたノシ

  1. 83㎞、2時間17分
  2. 3400円(快活CLUB料金だけ!(笑))